かぜ薬には抗うつ剤の様な効果がある!?

かぜ薬(総合感冒薬)に抗うつ剤の様な効果がある??
イラストAC「ちーこ」様

かぜ薬とは

かぜ薬。いわゆる総合感冒薬。ドラックストアやディスカウントストアに行くと様々な総合感冒薬が販売されています。薬に興味がある(あぶない薬じゃないですよーw)私は新商品があると、商品を手に取って成分や効能の一覧をジッと見ちゃいます(゜.゜)。

総合感冒薬とは

総合感冒薬(そうごうかんぼうやく)とは、いわゆるかぜ症候群(普通感冒)の諸症状に対する合剤の医薬品。頭痛、発熱、のどや筋肉の痛み、咳、くしゃみ、鼻水・鼻づまりといった諸症状に対する、解熱剤(解熱鎮痛剤)、鎮咳去痰薬、抗ヒスタミン剤、カフェインなどが配合されている。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

総合感冒薬に抗うつ剤の様な成分?

総合感冒薬には高確率で鎮痛作用成分であるアセトアミノフェンもしくはイブプロフェン、アスピリン等が配合されています。

割と定番の成分で、主に寒気、頭痛、関節炎、生理痛、発熱などの症状を緩和させる目的で配合されています。

そして某研究によると、なんと抗うつ剤の様な働きがあるとのことです。

確かに言われてみれば、そんな気がします・・。実際、私も風邪で総合感冒薬を飲むと体だけでなく、気分も楽になっているような・・。そんな気がしてました。

ちなみに今回は情報が多かったアセトアミノフェンについて、個人的にまとめてみました。

アセトアミノフェンとは

アセトアミノフェンまたはパラセタモールとも呼ぶようです。前述の通り、鎮痛作用に定評があり、また最も副作用が少ない部類に入るため、様々な市販薬に含まれています。ですが、作用機序の詳細はまさかの不明。脳の中枢神経に働いて鎮痛作用をもたらしていると推定されており、メジャーな割に謎の成分です。

アセトアミノフェンの抗うつ剤の様な効果について

心理学者C.Nathan DeWallが率いる研究チームは、アセトアミノフェンが社会的苦痛を鈍らせる可能性があることを明らかにしたようです。詳細は下記の通り。

・研究結果その1
62人の健康者を対象としたアセトアミノフェンの検証によると社会的痛みは時間とともに減少したとのこと。

・研究結果その2
25人の健康者を対象としたアセトアミノフェンの検証によると感情的要素(背側前帯状皮質と前部島)に関連した社会的拒絶に対する神経反応の減少が明らかになったようです1)。

また、高いレベルの境界性人格障害(BPD)284人を対象とした試験では不信感が軽減されたようです2)。

まとめ

鎮痛薬として有名な「アセトアミノフェン」は体の痛みだけでなく、メンタルの痛みも軽減させるかもしれません。

総合感冒薬と依存

薬物依存はいけない
イラストAC「ぺいはは」様

総合感冒薬は確かに素晴らしい薬です。

 
総合感冒薬には呼吸や喉を楽にする成分、体力回復のための栄養素、炎症を抑える成分、覚醒をもたらすカフェイン、アレルギー症状を抑える成分、など体を楽にするための様々な成分が配合されています。その上、メンタルケア(の可能性)が加わるとなると・・。

とはいえ、依存や過剰摂取はいけません。近年、市販薬の乱用が話題になっていますが、最終的に我が身を滅ぼします。

薬の乱用は我が身を滅ぼします
自己判断は控え、病は病院へ
総合感冒薬を勧めてる記事ではありません
アセトアミノフェンの過量服用は肝機能障害を引き起こす可能性があります

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参考文献

1)
Association for Psychological Science
「Could acetaminophen ease psychological pain?」
https://www.sciencedaily.com/releases/2009/12/091222154742.htm

2)
healthline
「Can Tylenol Really Relieve ‘Hurt Feelings?’」
https://www.healthline.com/health-news/bullying-affects-victims-and-bullies-into-adulthood-022013

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