
「नमस्ते (ナマステ)!」ネパール語って日本語とそっくり? 驚きの共通点を見つけよう!
⛰️ こんにちは!世界で一番高い山、エベレストがあるネパールの言葉、「ネパール語」にチャレンジしてみませんか?
外国語の文法と聞くと、難しそうなルールを想像するかもしれません。でも、安心してください!ネパール語の文法は、私たち日本人にとって、とっても学びやすい仕組みになっているんです。なぜなら、文の並べ方が、日本語とほとんど同じだから!
この記事では、ネパール語を話すために絶対知っておきたい「基礎ルール」を簡単な例文と一緒にご紹介します。日本語と似ている部分をチェックしながら、楽しくネパール語の基礎をマスターしましょう!
ネパール語の基礎文法のポイント
ネパール語は、日本語と似ている部分が多いので、日本語のルールと比べながら覚えると簡単ですよ!
1. 語順は日本語と同じ「SOV」(動詞が最後!)
タイ語や英語と違い、ネパール語は日本語と同じ語順を持っています。
| 言葉の種類 | 意味 | ネパール語の語順 | 日本語の語順 |
| 主語 (S) | 誰が(私、彼など) | 1番目 | 1番目 |
| 目的語 (O) | 何を(ご飯、水など) | 2番目 | 2番目 |
| 動詞 (V) | どうする(食べる、行くなど) | 3番目(最後) | 3番目(最後) |
この「誰が → 何を → どうする」の順番を覚えておけば、安心です。
- 日本語:「私は → ご飯を → 食べます」
- ネパール語:「マ (私) → カーナ (ご飯を) → カーンチュ (食べます)」
例文
ネパール語の基本的な並びは「誰が → 何を → どうする」です。
म पानी पिउँछु (マ パーニ ピウँチュ) ・・・ 私は水を飲みます。
तपाईं स्कूल जानुहुन्छ (タパイ スクール ジャーヌフンチャ) ・・・ あなたは学校へ行きます。
उ घर जान्छ (ウ ガル ジャーンチャ) ・・・ 彼(彼女)は家へ行きます。
💡 ポイント: 「〜は」「〜を」などの助詞(てにをは)は、日本語と同じように単語の後に付くこともありますが、簡単な文では省略されることもあります。
2. 動詞は「誰がやるか」で形が変わる!
ネパール語の動詞は、「誰が」その行動をするか(主語)によって形が変わります。
これは、日本語の「行く」が「私は行く」「彼は行く」のように基本形は変わらなくても、ネパール語では変わる、ということです。
例えば、「〜する」という動詞は、主語が「私」なら → 「ガルチュ」、主語が「彼」なら → 「ガルチャ」のように語尾が少し変化します。
例文
ここでは、「खाने (カーネ) = 食べる」という動詞を使います。主語によって語尾が変わるのがポイントです。
म खान्छु (マ カーンチュ) ・・・ 私は食べます。
ऊ खान्छ (ウ カーンチャ) ・・・ 彼は食べます。
3. 「です・ます」は「ホ」を使う
ネパール語の「です」の基本的な形は「हो (ホ)」ですが、主語が人称代名詞(私、あなた、彼など)のときに変化します。
| 主語 | 意味 | 繋辞(です) | ネパール語の例 | 読み方 | 日本語訳 |
| म | 私 | हुँ (フン) | म नेपाली हुँ | マ ネパーリー フン | 私はネパール人です。 |
| तपाईं | あなた (丁寧) | हुनुहुन्छ (フヌフンチャ) | तपाईं डाक्टर हुनुहुन्छ | タパイ ダクター フヌフンチャ | あなたは医者です。 |
| ऊ | 彼/彼女 (少しカジュアル) | हो (ホ) | ऊ विद्यार्थी हो | ウ ビデャーティー ホ | 彼は学生です。 |
| यो/त्यो | これ/それ | हो (ホ) | यो किताब हो | ヨ キタープ ホ | これは本です。 |
つまり…
ネパール語で「〜です」という文を作る時、
- 主語が「私(マ)」のとき、基本的に特別な形「हुँ (フン)」を使います。
- 主語が「私」ではないときは、基本的に「हो (ホ)」、または丁寧な「हुनुहुन्छ (フヌフンチャ)」を使います。
例文
「हो (ホ)」は、文の最後に付けて「〜です」と丁寧に伝えるときに使います。
यो किताब हो (ヨ キタープ ホ) ・・・ これは本です。
म नेपाली हुँ (マ ネパーリー フン) ・・・ 私はネパール人です。
यो राम्रो हो (ヨ ラムロ ホ) ・・・ これは良いです。
4. 代名詞は相手への敬意で使い分けが必要
ネパール語の「あなた」の言い方は、相手への敬意や親しさによって、いくつかの種類があります。
| 意味 | ネパール語 | 発音 | 使う相手 |
| 私 | म | マ | (男女共通・一般的) |
| あなた (最も丁寧) | हजूर | ハジュール | 目上の人、敬意を表したい相手 |
| あなた (一般的) | तपाईं | タパイ | 初対面、丁寧さを保ちたい相手 |
| きみ (親しい) | तिमी | ティミ | 友達、目下の人 |
5. 疑問文は最後に「ホ?」か「チハ?」を付ける
「〜ですか?」と聞く疑問文を作るには、文の最後に「हो (ホ)?」や「छैन (チハ)?」という言葉を付けることが多いです。「ホ」 を最後に付けて、語尾を上げると「〜ですか?」という疑問文になります。
ですが、疑問詞「कहाँ (カハ)=どこ」「के (ケ) = 何」「को (コ) = 誰」を使う場合や、疑問のニュアンスを持つ単語「छैन (チャイナ)=いいえ・~がない・~ではない」などを使う場合は語尾に特別な言葉は付けません。
つまり基本的には…
Yes/Noで答えられる質問:文の最後に「हो?(ホ?)」を付ける。(または、語尾の抑揚を上げる)
- 例: तपाईं नेपाली हो? (タパイ ネパーリー ホ?) ・・・ あなたはネパール人ですか?
疑問詞や疑問のニュアンスを使う場合は、基本的に語尾に特別な言葉は付けない。
例文
तपाईं नेपाली हो? (タパイ ネパーリー ホ?) ・・・ あなたはネパール人ですか?
छ (チャ) ・・・ はい。(肯定の返事)
छैन (チャイナ) ・・・ いいえ。(否定の返事)
यो राम्रो छैन? (ヨ ラムロ チャイナ?) ・・・ これは良くないですか?
तपाईं कहाँ जानुहुन्छ? (タパイ カハ ジャーヌフンチャ?) ・・・ あなたはどこへ行きますか?(「どこ」という疑問の言葉を使う場合)
6. 動詞の形が変わって「いつの話」かを表す(時制)
ネパール語では「動詞の形を変化」させて、「今のこと(現在)」「終わったこと(過去)」「これからのこと(未来)」を伝えます。これは日本語の「行く」が「行った」に変わるのに似ています。
ここでは、規則的に変化する「पिउने (ピウネ) = 飲む」という動詞を例に見てみましょう。(※主語は「म/私」を使います。)
【解説と例文】
| 時制 | 動詞の変化のポイント | ネパール語 (読み方) | 日本語訳 |
| 現在(今) | 語尾が「-छु (-チュ)」などに変化 | म पिउँछु (マ ピウँチュ) | 私は飲みます。 |
| 過去(終わったこと) | 語尾が「-एँ (-エँ)」などに変化 | म पिएँ (マ ピエँ) | 私は飲みました。 |
| 未来(これから) | 語尾が「-नेछु (-ネチュ)」などに変化 | म पिउनेछु (マ ピウネチュ) | 私は飲むでしょう。 |
例文
आज म पिउँछु (アージャ マ ピウँチュ) ・・・ 今日、私は飲みます。
हिजो म पिएँ (ヒジョ マ ピエँ) ・・・ 昨日、私は飲みました。
भोलि म पिउनेछु (ボーリ マ ピウネチュ) ・・・ 明日、私は飲むでしょう。
7. 否定文は「しません」の言葉を動詞の前につける
ネパール語で「〜しません」「〜ではない」という否定文を作るのは、いくつか方法がありますが、動詞を使う文では、動詞の直前に「न (ナ)」という言葉を置くのが基本です。
म नपिउँछु (マ ナピウँチュ)・・・私は飲みません。
これは、日本語の「(私は)行かない」の「行か」と「ない」のように、動詞と「否定」の言葉がくっつく感覚に似ています。
■「動詞」の否定以外は…
「(हो)です」の否定は「होइन (ホイナ)」で、यो किताब होइन (ヨ キタープ ホイナ)・・・これは本ではありません。
「ある」の否定は「छैन (チャイナ)」で、पानी छैन (パーニ チャイナ)・・・水がありません。
となります。
例文
ここでは、「पिउँछु (ピウँチュ) = 飲みます」と、「हो (ホ) = です」の否定形を見てみましょう。
| 文の種類 | 否定の言葉 | ネパール語 (読み方) | 日本語訳 |
| 動詞の否定 | 動詞の前に「न (ナ)」 | म नपिउँछु (マ ナピウँチュ) | 私は飲みません。 |
| 「です」の否定 | 「हो」の代わりに「होइन (ホイナ)」 | यो किताब होइन (ヨ キタープ ホイナ) | これは本ではありません。 |
| 「ある」の否定 | 「छैन (チャイナ)」 | पानी छैन (パーニ チャイナ) | 水がありません。 |
म नपिउँछु (マ ナピウँチュ)・・・私は飲みません。
यो किताब होइन (ヨ キタープ ホイナ)・・・これは本ではありません。
पानी छैन (パーニ チャイナ)・・・水がありません。
まとめ
ネパール語は、日本語のルールで話せる「親戚(しんせき)」のような言葉!
お疲れ様でした!今回はネパール語の基本的なルールを学びました。
まとめてみましょう!(^^)!
・語順:日本語と同じ「SOV」(動詞が最後!)
・動詞:誰がやるかによって動詞の形が変わる。「〜する」という動詞は、主語が「私」なら → 「ガルチュ」、主語が「彼」なら → 「ガルチャ」のように語尾が少し変化する
・「です」の表現:主語が「私」の時は「हो (ホ)」、「私」以外は基本的には「हुँ (フン)」など、主語によって形が変わる
・代名詞:相手への敬意によって「あなた」の言葉を使い分ける。「マ(म)」は「私」、「タパイ(तपाईं)」は「あなた」
・疑問文:疑問詞を使うか、「ホ」を文末に付けて語尾を上げる。तपाईं नेपाली हो? (タパイ ネパーリー ホ?) ・・・ あなたはネパール人ですか?となり、基本的には「हो (ホ)?」 を最後に付けるが、疑問詞「कहाँ (カハ)=どこ」「के (ケ) = 何」「को (コ) = 誰」を使う場合や、疑問のニュアンスを持つ単語「छैन (チャイナ)=いいえ・~がない・~ではない」などを使う場合は語尾に特別な言葉は付けない。
・時制:「行く → 行きました」のように、動詞の語尾を変化させる。動詞の変化パターンを覚えるしかない
・否定文:基本的には動詞の前に「न (ナ)」を付け、म नपिउँछु (マ ナピウँチュ)・・・私は飲みません。となるが、「(हो)です」の否定は「होइन (ホイナ)」で、यो किताब होइन (ヨ キタープ ホイナ)・・・これは本ではありません。となり、「ある」の否定は「छैन (チャイナ)」で、पानी छैन (パーニ チャイナ)水がありません。というパターンも重要
ネパール語は、動詞の形が変わるところなど、日本語より少し複雑な部分もありますが、「語順が同じ」というのは、私たちにとって本当に大きなメリットです!
今日学んだルールを使って、「マ カーンチュ(私は食べます)」「तपाईं कहाँ जानुहुन्छ?(あなたはどこへ行きますか?)」など、声に出して練習してみましょう。ネパールの人たちに「ナマステ!」と挨拶をして、コミュニケーションを楽しんでくださいね!
引用
当記事で使用された音声(ネパール語および日本語)は全てGoogle翻訳 および Microsoft Translator、Native Speech Generationから引用しております。
引用した音声:当記事に使用したすべての音声
引用した音声の言語:(ネパール語および日本語)
引用元: [Google翻訳]、[Microsoft Translator]、[Google AI Studio(Native Speech Generation)]
