ナルシストに操られるフライングモンキー心理学を超簡単に解説

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ナルシストに操られるフライングモンキー心理学を超簡単に解説
提供:photoAC「ほうじ茶16号様」

あなたの周りにもいるかもしれない、ナルシストに操られる「フライングモンキー」。彼らはナルシストの指示に従い、ターゲットを攻撃し、精神的なダメージを与える存在です。なぜフライングモンキーは破壊的なのか。そして、どうして彼らはナルシストに操られやすいのか。

今回の記事では、アメリカ在住のナルシスト対策解説者、中村りんさんの動画を参考に、フライングモンキーの心理とその対策について、心理学の視点から解説します。

フライングモンキーの特徴

まずは中村りんさんの動画をご覧ください。

徹底分析】なぜフライングモンキーはナルシストを信じ込むのか|自己愛性パーソナリティ障害

自分がない

フライングモンキーは自分自身の考えや価値観を持たず、他人の意見に流されやすく性格が攻撃的であることが多い。また自身を持たず、弱気な人もナルシストに従う傾向があるため、フライングモンキーになる傾向がある。逆に言えばそのように流されやすく、攻撃的な人や弱気な人はモンキー化しやすい。

カバートナルシストである

カバートとは「秘密・隠された」という意味。つまり「隠れナルシスト」。たとえばフライングモンキー自体もナルシシズムを持っている場合があり、自尊心を守るためにナルシストに媚び、他人を利用することもある。ナルシシズムの特徴には「誇大的自尊心を守る」、「称賛と注目を受ける必要がある」、「共感力の欠如」などがある。

イネーブラーである

イネーブラーとは人の行動に力を貸す人のこと。某研究によると、ナルシシズムとイネーブラーは共依存関係である。ナルシストがイネーブラーに依存する理由は単純で、それは称賛を受けることで優越に浸り、承認欲求を満たすことができるからである。逆にイネーブラーとしては、相手を手助けすることで、たとえそれが間違いでも、相手を信じ切ることで、偽の自尊心が満たされる。つまり間違ったことでも肯定はしても否定はしないので、ナルシストの自立を妨げる存在でもある。

攻撃性が強い

フライングモンキーは人を批判したり嫌がらせを楽しむ傾向がある。さらに先述したようにフライングモンキーは自分自身の考えや価値観を持たないため、容易にイジメや嫌がらせに便乗する。

心理的操作に影響されやすい

ナルシストは都合の悪い要素は切り捨て、被害者を演じ、相手のネガティブな感情を煽り立て操作しようとする。そして厄介なことに、そのナルシストの取り巻きであるフライングモンキーたちは、ただでさえナルシストに対する依存心、忠誠心、ナルシスト側に立ちたい、などの気持ちがとても強いため、簡単に操作されてしまう。

ターゲットになりたくない

自分がターゲットになることを避けるため、他人をスケープゴート(生贄いけにえ)にすることで、リスク回避しようとする。

まとめ

フライングモンキーはナルシストの指示に従い、ターゲットを攻撃する取り巻きです。彼(彼女)らは自身の考えを持たず、ナルシストの言いなりになりやすいという特徴があります。さらに攻撃性が強く、心理的操作に影響されやすい彼(彼女)らは、ターゲットを孤立させ、精神的なダメージを与えることがあります。このようなフライングモンキーに対処するためには、早い段階で関係が有毒であることを見極め、距離を置くことが重要ですね。