フレネミー? いいえ、その人は『パラノイア』です。ちょっとしたことで敵へと豹変する人たちについて

フレネミー? いいえ、その人は『パラノイア』です。~ちょっとしたことで敵になる人たち~
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フレンドリーな振る舞いで接してきたかと思えば、陰湿なやり方でターゲットを陥れるフレネミー。

彼(彼女)らの目的は承認欲や自己顕示欲を満たすこと。ターゲットを巧妙に利用(犠牲に)することで、欲求を満たそうとします。

病的な自己愛を抱えているタイプが多く、そうでもしなければ自我を維持できないわけです。

……はい。また出てきましたね。病的な自己愛。

そうです。当ブログでおなじみ『ナルシスト』のことです。

またナルシストかと思う方も多いでしょうが、残念ながら私の経験則では、身近にいる邪悪なタイプの多くがナルシスト(またはそれに準ずるタイプ)だと言っても過言ではありません。

ナルシストについて、ざっくりと振り返りましょう。

病的な自己愛を抱える者『ナルシスト(NPD」』に真の自尊心や価値観はありません。

ナルシストにとってみれば、人から認められたり、褒められたり、たたえられたり、感心されたり、注目されなければ無価値同然なわけです。

しかし実力がないナルシストにとって、それを得ることは難しい。

ゆえに人を虐げ、悪質な優越を得ることで、自我を維持しようとするのです。

逆に自分よりも成功や幸せを得た人をみると強烈な怒りのような嫉妬心が込み上げてきます。

中でも、とりわけタチが悪いタイプは、当ブログでよく記事にしている『マニピュレーター』であり、彼(彼女)らはマウンティングやガスライティング、洗脳、デマの拡散でターゲットを孤独に追い込み、そして虐げ、悪質な優位性に浸ることで自我を維持しようと試みます。

ざっくりとまとめてしまいましたが、彼(彼女)らの根底にあるのは病的な自己愛。多くの場合、それが原因です。

マニピュレーターについては別の記事で、まとめていますのでそちらをご覧ください。

今回、ご紹介するのは別のフレネミータイプです。

・世間話をしていたはずなのに、ちょっとしたことで急に攻撃的になった

・仲が良かったはずなのに、ちょっとしたことで急に豹変した

しかも一時的ではなく、長期的に恨まれ、敵視されてしまう。

なぜでしょう。実は彼(彼女)にとっては「ちょっとしたこと」ではなかったのでしょうか。

その「ちょっとしたこと」がトラウマを刺激したのか。

その「ちょっとしたこと」が嫌味や皮肉に聞こえたのか。

いいえ、そういう次元の話ではないのです

そしてこれは、厄介というよりは、少し危険な話になります。

パラノイア

パラノイア
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偏執病(へんしゅうびょう、偏執症)、パラノイア(英: paranoia)は、 不安や恐怖の影響を強く受けており、他人が常に自分を批判しているという妄想を抱くものを指す

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

妄想性パーソナリティ障害の一種で妄想症とも呼ばれているようです。

多くの場合、根拠もなく常に人から攻撃を受けているという被害妄想が根底にあり、そのため人に対して常に不信感や猜疑心を抱えています。

典型例は迫害妄想。自分は危害を加えられていると思い込んでいるため、他人の様々な振る舞いを攻撃として捉えます。たとえば他人の何気ない言葉を曲解したり、言葉尻だけを捕らえて悪意を感じたり、情報を悪用されると考えたり、陰口やデマを流されていると思い込んだりなどが挙げられるでしょう。

ただ、妄想には種類があり、それは先述した迫害だったり、嫉妬、恋愛、宗教、血統など様々。

また、ひとつの妄想を起点にして、連鎖的に妄想を膨らませるという性質を有しています。そして、そのような妄想は一時的な症状ではなく、継続的でそれ(妄想)に注ぐ情熱も生半可なものではありません。

妄想の症状と言えば統合失調症ですが、パラノイアの場合は統合失調症特有の幻覚や幻聴はないようです。

あくまでも妄想。日常的にある種の妄想を抱いています。

そして統合失調症のように「私は宇宙人(あるいはCIA)に狙われている」等の非現実的な妄想ではなく、その妄想は現実味を帯びています。

いや、正確には『現実(事実)かのようにさせる力を持っている』が正解かもしれません。

パラノイアによるストーカー行為

パラノイアによるストーカー行為
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ストーカーが良い例でしょう。

ストーカーの思考回路は『自分が好き=相手も自分のことが好き』という恋愛妄想が起点となっています。

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恐ろしいのは、その妄想にリアリティという名の肉付けをする性質。

ターゲットの性格やライフスタイル、考え方、行動パターン、個人情報、合成写真など、一般では考えられないような執念で得た材料を素に、(妄想に)リアリティを持たせます。

それゆえ、妄想の言語化にも筋が通っていて、その妄言は第3者が聞いても納得できるような代物だったりします。

つまり、妄想でありながらも、当人の脳内はリアルかつ論理的。そして無自覚。

完全なフィクションではあるけれど、当人にとってはノンフィクション。

すなわちターゲットが誰かと付き合うということは、ストーカーにとっては許し難い浮気行為。

妄想とはいえ、ストーカーの脳内では「信頼関係」が構築されているわけです。

するとどうなるでしょう?

怒って、攻撃に転じるわけです。

ただの怒りではありません。長年にわたって築かれた信頼が裏切られたかのような怒りです。

だから少し危険なのです。

人間関係のスタート地点が異なる

人間関係のスタート地点が異なる
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話を戻しましょう。

普通、相手との関係が浅ければ、その人のことをよく知らないわけなので、まずはその人のことを知ることからはじめます。

しかし、パラノイアは違う。

パラノイアは相手を知ろうとしません。

なぜでしょうか。

すでに知っているからです

パラノイアの場合、妄想によって相手の「本性」が既に完成しているのです。

パラノイアは、ただ答え合わせをしているだけ。

そのため、相手がネガティブな妄想(迫害妄想など)通りの人間だとパラノイアが認知したり、あるいはそれと対極に位置する妄想(恋愛妄想など)を裏切るような人間だと認知した瞬間、今ままでに蓄積したエネルギーを解放するかのような、強い怒りをともなう攻撃のスイッチが入るというわけです。

簡単にまとめるなら、迫害妄想を抱えるパラノイアなら、相手は最初から敵であり、恋愛妄想を抱えるパラノイアなら、相手と自分は相思相愛のプラトニックな恋人同士。

人間関係のスタート地点が一般とは異なるのです。

そして最初から負のエネルギーで満たされている

だからこそ、ある出来事をきっかけに積年を恨みを解放するかのような、あるいは長年の信頼関係を裏切られたかのような豹変ぶりになってしまうわけです。

ストーカー被害など、妄想を抱えた者による事件をしばしば耳にする今日、関係をいきなり断つような言動は避け、できるだけ穏便に済ませた後で徐々にフェードアウトするようにしましょう。

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