
カバートアグレッションを一言であらわすなら『隠された攻撃性』のことです。
面と向かって、攻撃してくることはなく、間接的かつ遠回しに【嫌味・皮肉・虚言・妄言・謀略・マウンティング・当てこすり・当てつけ・責任転嫁・責任回避】等々。
仲が良いフリをしながら、裏では罵っていたり…
同情しているように見せかけて、実は追い打ちをかけていたり…
悩みを聞いてくれていると思いきや、聞き出した情報をネタに盛り上がったり…
罪悪感を感じさせたり…
悪質なデマを流したり…
大事な情報を共有しなかったり…
人のせいにしたり…
裏でコソコソと徘徊し、獲物を貪っては糞を撒き散らし、その臭い(フェロモン)に釣られて一匹、また一匹と。
……あの黒光りする昆虫を彷彿とさせます。
みなさんも人生で一度は遭遇するタイプだと思いますが、いかがでしょうか。
『陰湿な嫌がらせ』と『カバートアグレッション』の境界線

先述した内容は、一般的に知られるカバートアグレッションを有する人の特徴だと思います。
ですが、これだけではただの陰湿な嫌がらせをする人。
隠された攻撃性? いいえ、丸見えです。
たとえ、その攻撃が間接的だとしても、他の誰かにそのシーンを認知されている以上、自分の首を絞めているようなもの。
(…うわぁ、性格悪いなぁ…)
(…関わるのやめとこ…)
このように、いずれ周囲に悟られ自滅するのは、もはや時間の問題です。
周囲がまともなら、化けの皮なんてすぐに剥がれてしまうことでしょう。
本当に厄介なカバートアグレッションというものは、まさに読んで字の如く…
その『攻撃(攻撃性)』は、ほぼ隠蔽されています。
厄介なカバートアグレッションとは

厄介なカバートアグレッションとは……
敵意はもちろん、それが攻撃かどうかも、そもそも出どころさえもわかりません。
訳がわからないまま、不利な状況下におかれ、不快で鬱屈した日々をおくることになります。
たとえば…
・なんとなく居心地が悪くなりはじめる
・いつの間にか周囲から嫌われはじめた
・いつの間にか責任を押し付けられている
・いつの間にか妙なデマが流れている
・自分に過失があるかのような雰囲気になる
・確認したはずなのに、ミスが発生する
・トラブルを招くような状況が頻繁に起きる
例をあげればいくらでも出てきそうですが……
身に覚えがないにもかかわらず(あるいは急に流れが変わった)、このようなケースに当てはまるのなら要注意。
ターゲットにされているかもしれません。
一体誰から…?
カバートアグレッションを有する人たちは一見すると愛想も良く、真っ当な人間だったりします。また「攻撃」や「敵意」を悟られないように行動しているので、確証を得るのは非常に困難。しかもそのフィールドが、知らない人ばかりの新しい社会(環境)なら尚更でしょう。
とはいえ、1対1のときによく観察してみると、カバートアグレッション特有の邪悪な性質を垣間見ることができます。
厄介なカバートアグレッションを有する人の特徴

一見するとフレンドリーで敵意を向けてくることは滅多にありません。社交的で愛想も良く、初見で見抜くのは困難ですが、ある程度関わっていると……
「……ん?」
――――と思わず躊躇してしまうような違和感を本能的に感じるはず。
下記はその一例になります。
・ネガティブな雰囲気を遠回しに煽る習性がある
・失言をするように、それとなく誘導してくる。または言質を取ろうとしてくる
・ネガティブな会話になると目を輝かせる
・(ターゲットが)周囲から誤解されてしまうような言動あるいは茶番劇を演じる
・プライドが高い人の前で、ターゲットをベタ褒めする
・解釈の仕方によっては、(ターゲットが)不利になるような行動をさせようとする
このような感じで、本能的あるいは結果的に違和感や不快感を覚えるような、まるで陥れようとする薄気味の悪さ、巧妙さを感じるはずです。
特徴としては直接的(相手がターゲット)、また間接的(相手が第3者)であったとしても、自ら敵意を示すことは滅多にありません。
要するに「攻撃であることを認知させない」ということ。
具体的には、相手に対してネガティブなことを『言わせる、聞かせる、考えさせる、感じさせる、抱かせる、信じさせる、気付かせる』ように誘導するわけです。
燃料を投下して発火するのを待ち、炎上する光景をほくそ笑んで傍観するタイプとでもいいましょうか。
対策

みなさんはマニピュレーターをご存知でしょうか。
マニピュレーターとは悪質な心理操作をする人のこと。
周囲を洗脳し、陰湿な支配的行為でターゲットを孤独に陥れ、利益や欲求を満たそうとする人をそのように呼びます。
下記はそのマニピュレーターに対する記事ですが、先述したようにマニピュレーターはカバートアグレッションを有している場合があります。
対策や対処法もまとめていますので、興味がある方は是非ご覧ください。

