「不安」を感じやすい方のための栄養とハーブ

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不安を感じやすい方
提供:photoAC「RRice」様

人は不安を感じます。人間関係や仕事、学校、家庭などでトラブルや問題に直面した際、一時的に不安を感じますが、このような反応は正常です。ですが、不安感が過度にあらわれ、一時的に解消されることなく、繰り返し引き起こしたり、時間の経過とともに悪くなり、日常生活に支障をきたしている場合は要注意です。

おすすめの栄養と生活習慣

■おすすめの栄養

ビタミンD、葉酸、オメガ3脂肪酸(DHA・EPA)、抗酸化物質(ビタミンEやアスタキサンチン等)、タンパク質、ビタミンB群、ミネラル

■おすすめの生活習慣

セロトニンが減少すると、ドーパミンやノルアドレナリンの分泌が異常になり、怒りや不安の増大、切れやすくなったります。そのため最低でもセロトニンを増加させるアミノ酸(トリプトファン)の摂取や日光浴、腸内環境の改善、適度な運動、ストレスの軽減は重要となります。

「不安」を感じやすい方におすすめのハーブ

就寝前や帰宅後に・・

セントジョンズワート

セントジョンズワート(Hypericum perforatum)は、Hypericumの総称は、ギリシャ語で植物の名前であるhyperikonに由来しています。文字通り翻訳された名前は、「ハイパー」と「エ​​イコン」という語根の融合であり、悪霊を追い払う植物の想定される能力を指します1)。ちなみにメンタルヘルスではマグネシウムとの組み合わせがオススメなようです。※セントジョンズワートは人によって相性が良くない場合がありますのでご確認ください2)。

リンデン

和名をセイヨウシナノキ。セイヨウシナノキの乾燥させた花は、やや甘く粘着性があり、果実もやや甘い粘液を有し、ライムツリーとも呼ばれます。乾燥させた花はハーブティーとして就寝前に飲むとホッとして良いとのことです。花、葉、木、および木炭も健康のサポートに用いられます2)。また、良い芳香を放つ花を咲かせ蜂を引き付けることで、素晴らしい蜂蜜の生産に貢献しているとのことです3)。メンタルヘルスにオススメのハーブです。

パッションフラワー

原産は南アメリカの熱帯・亜熱帯域で500種類以上も存在するようです。昔からアメリカやブラジル、ヨーロッパで人々の悩みに利用されてきたようです。芸術的な美しさ放つパッションフラワーは観賞用として楽しむだけでなく、ホッとしたい方、ピリピリしている方に対する健康への願いが込められています。メンタルヘルスでは人気が高いハーブです。

ヴァレリアン

オミナエシ科カノコソウ属の多年生植物でセイヨウカノコソウと呼ばれ、ハーブの名前は個人名ヴァレリアとラテン語の動詞ヴァレレ(強くて健康的)に由来しているとのこと。就寝前に飲むことをおすすめします。実際、ドイツでは睡眠やメンタルヘルスに用いられているようです。※ヴァレリアンは人によって相性が良くない場合がありますのでご確認ください2)4)。

起床後や仕事中に・・

ロディオラ

日本ではイワベンケイ(岩弁慶)。北海道を含む亜寒帯地方のほか、北半球の高山に分布し、岩場などの厳しい環境で生育。ベンケイソウの一種でありCAM型光合成を行うため乾燥に強く、栄養に乏しく風当たりの強い、岩礫・砂礫地に生育することが可能とのこと。体とメンタルのパフォーマンスが気になる方々から最近密かに人気があります2)。

ブラフミ(ツボグサまたはゴツコラ)

セリ科の植物の一つ。 チドメグサに姿が多少似ていますが、大きくて丈夫です。名前の由来はアーユルヴェーダではブラフマンの知恵に由来。日本ではツボクサ。外国ではゴツコラと呼ばれているようです。日本の青汁のような健康飲料として鍋料理やカイン(ベトナム南部の酸味のあるスープ)の材料として用いられるとのこと2)。メンタルヘルスでは密かに人気のハーブ。ブラフミはフレッシュさをキープしながらメリハリと知的さを持ちたい方にオススメです。

エゾウコギ

日本の北海道に自生することから、北海道(蝦夷地)の五加(ウコギ)が名前の由来。日本では古くからアイヌ民族が健康に利用したとされていますが、北海道の開拓を進めた和人はその価値を知らず、棘が固く邪魔な雑草として、見つけると駆除を行い、「ヘビノボラズ」と俗称するほど嫌悪していたとのこと。外国では1980年のモスクワオリンピックでソ連がこれを選手団に利用したとして、話題になりました。現在ではシャキッとした生活をおくるためのハーブとして好評で商品化(サプリメント等)されています。※エゾウコギは人によって利用できない又は控えた方が良い場合がありますので、ご確認ください2)。

ローズマリー

地中海沿岸地方原産で、シソ科に属する常緑性低木。生葉もしくは乾燥葉を香辛料、健康のサポートに利用します。ヨーロッパでは教会、死者、生者を悪魔から守る神秘的な力を持ち、記憶や友情を意味し、伝説の多くで聖母マリアとの結びつきが確認されているとのこと2)。ぼんやりしている方やメンタルヘルスで親しまれるハーブです。

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参考文献

1)
Kenneth M. Klemow, Andrew Bartlow, Justin Crawford, Neil Kocher, Jay Shah, and Michael Ritsick.
『Medical Attributes of St. John’s Wort (Hypericum perforatum)』
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK92750/

2)
ウィキペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki

3)
Mountain Rose Herbs『Linden』
https://mountainroseherbs.com/linden-leaf-and-flower

4)
Wikipedia
https://en.m.wikipedia.org/wiki