
家や車の維持費にローン、食費、電気、ガス、水道、通信費、保険などなど。
どんなに節約しても一定のお金は必要です。
さらにお子さんひとりにかかる費用は2千万円以上(※大学に進学させた場合)。
結構な額です。
やはり理想はハイスペック男子。
婚活で相手に経済力を求めてしまうのは当然といえるでしょう。
ですが、それだけで相手を判断するのは危険です。
責任感や道徳心、共感性に欠けた「サイコパス(マイルドサイコパス)」や「ソシオパス(高機能ソシオパス)」と呼ばれる人たち。
彼らも割と高収入なんです。
そんな人と結婚して毎日がモラハラ地獄とならないよう、一度ご覧ください。
高評価=高所得?

例えばネット婚活(あるいは結婚相談所)で知り合った彼。
そんな彼は高所得者。
でもちょっと待ってください。
そもそもなぜ、彼は高収入なんでしょうか?
業種にもよりますが一般企業で働く勤め人の場合、高所得者とは高評価を得ている人のこと。
会社から高い評価を得ているということです。
会社が社員を評価する手法にはいくつかの種類があります。
具体的には実績や能力、協調性、責任感、勤務態度を元に目標管理(MBO)、コンピテンシー評価、360度評価のような評価手法で総合的かつ客観的に評価するわけです。
ただしこれは、人事評価制度が充実している会社の場合。
もし、彼に対する人事評価が特定の権力者による主観的判断に限定されている場合は注意が必要です。
出世するサイコパス

人事評価が特定の権力者に限定される場合、何が問題なんでしょうか。
その権力者の能力や裁量にもよりますが、基準が不明瞭で客観性に欠ける人事になりかねません。
まともな社員のモチベーションは下がり、気に入られた者だけが出世するようになります。
そのような組織は「サイコパス(マイルドサイコパス)」や「ソシオパス(高機能ソシオパス)」にとって、もっとも活躍しやすいフィールド。
彼らは知的で弁が立ち、魅力的な場合があります。さらに共感性や道徳心が欠如しているため、利益目的で平然とハラスメントやガスライティングで人を犠牲にします。※ガスライティングについては後半で紹介します。
つまり権力者に気に入られやすく、利益や欲望のためなら手段を選びません。
それは会社だけじゃなく家庭、すなわち結婚生活でも同じこと。
保身や出世のために犠牲となった他の社員は未来のあなたです。
そんな人を生涯のパートナー候補にするのだけは避けましょう。

3組に1組は離婚する国『日本』

結婚相手がサイコパスやソシオパスだったら、生活はどうなってしまうのでしょうか。
相手の度合いにもよりますが、ずばりハラスメントやガスライティングと向き合う過酷な日々です。
具体的にはサイコパスの場合、モラハラ(モラルハラスメント)が特徴的で、ソシオパスの場合はそれにDV(ドメスティックバイオレンス)が加わります。
両者とも反社会性パーソナリティーに属しますが、タイプが微妙に異なるわけです。
簡単にいえばサイコパスは冷淡でソシオパスは感情的。
いずれにしても心身ともに疲れ果て、心神耗弱。そうなってしまうと婚姻関係の破綻もあり得るでしょう。
「3組に1組は離婚する」といわれる日本において、それは決して他人事ではありません。
くれぐれも相手を経済力だけで判断しないようにしましょう。
サイコパス(マイルドサイコパス)の特徴について
ソシオパス(高機能ソシオパス)について
ガスライティングについて