
世の中には様々な人間がいます。法律やルールを守り、人に迷惑をかけないのであれば多くの場合、問題無いと思いますし、色んな人がいてくれた方が楽しいですよね。しかし、中にはトラウマが原因なのか、生まれ持っての資質なのか・・、それらを考えると同情しますが「危険なストレス要因」となる人間もいます。
サイコパス、サディスト、ナルシスト、反社会性タイプについて
パーソナリティとはその人の考え方や受け止め方。対人関係における行動スタイルなど、その人の人格のこと。
下記の4つのタイプはパーソナリティ障害(人格障害とも呼ばれる)に該当します。
タイプ1:サイコパス(マイルドサイコパスも含む)

精神病質者。他人の痛みやメンタルに対する共感が全く無く、自己中心的な行動をして相手を苦しめたりしても快楽は感じるが、罪悪感は微塵も感じない。自尊心が大きく、口が達者で慢性的に嘘をつく傾向がある。表面上は魅力的であり、社会的成功を収めることも多い。
タイプ2:サディスト

サディスティックパーソナリティ障害。物理的、精神的手段で人に苦痛や不快などストレスをあたえ、落ち込ませたりして快楽を得る。更に快楽だけでなく、優越を得るために公衆の面前で恥をかかせたり、落ち込ませたりもする。また苦痛を与える目的で嘘をついたり、親しい人間関係や支配下にある人達の行動を厳しく制限する傾向がある。
タイプ3:ナルシスト

自己愛性パーソナリティ障害。自分が偉大で優秀な存在だと信じている。そのため、成果や才能を誇張する傾向があり、その結果現実的ではないことを試みようとする。そして人が自分に従うことや称賛を病的に期待する。傲慢で操作性(支配的な傾向)がある。自分のマイナス面を認知しようとしない。人に対して嫉妬しやすく、劣っていると感じると高慢になる。「称賛が得られない = 無価値・愛されない」の思考回路であるため、自尊心やメンタルは脆弱。称賛が得られないと誇大的自己やいじめ(加害者)で得られる悪質な優位性でメンタルを誤魔化す。容易に傷つきやすい。
タイプ4:反社会性

反社会性パーソナリティ障害(ASPD)。
人情、愛情、良心、責任感が欠落しており、私利私欲や快楽のために人を騙したり、利用しようとする。計画性がなく、自分や人の安全を考えることができないため、衝動的で喧嘩や暴力に発展しやすい。法律やルールを守ることができない。依存症になりやすく、トラブルを起こしやすい。
上記は低機能ソシオパスについての解説。ソシオパスとは「社会病質者」のこと。
サイコパスの他、高機能ソシオパス、低機能ソシオパスがASPDに分類される。サイコパスは先天的(遺伝性)だが、ソシオパスは後天的(発達期における育児や環境、事故、事件などが影響)であるといわれている。サイコパスと高機能ソシオパスには多くの共通点があり、社会に溶け込んでいるため注意が必要である。
もう1つの危険なタイプ
これらの4つのタイプは基本的に「目立ち」ます。基本的に良心が無く、考え方にひどく偏りがある、など特徴がハッキリしていますので「わかりやすい」という表現が正しいのかもしれません。
私は仕事柄、数多くの職場を経験するなかで、このような「わかりやすい」タイプのパーソナリティ障害を複数みてきましたが、初見では判断し難い「わかりにくい」タイプも中にはいました。
そのタイプは基本的にサイコパスやサディスト、ナルシスト、反社会性と多くの点で共通しています。
ですが、彼らは「サイコパス」ほど積極的で能力が比較的高いわけでもなく、「サディスト」ほど快楽を得るために攻撃的ではなく、「ナルシスト」ほど自分を偉大と思っているわけでもなく、「反社会性」ほどルールを無視したりしません。
このようなタイプを「フロッキングエビル(群れる邪悪)」。
タイプ5:フロッキングエビル

先述のようにフロッキングエビルの特徴は基本的にサイコパスやサディスト、ナルシスト、反社会性と多くの点で共通していますが、異なる点は「結託」したり、「群れ」ているときに本性(異常性)が発現するところ。そのため常に「群れ」たがります。社会性が比較的高く、単独行動を好みません。ちなみに属している「集団」のパーソナリティーの質が悪ければ悪いほど下記の特徴は悪化します。
■主な特徴
・人を餌に群れの結束力を高める
・人の不幸で喜びを得る
・人を利用しようとする
・人を犠牲にして自己保身を行う
1対1(マンツーマン)の時にこれらの特徴はみせません。むしろ、手のひらを返したような真逆の振る舞いを示すこともあります。
サイコパスやサディストなど異常者に関する記事
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■身近に潜んでいる陰湿で邪悪な支配者『マニピュレーター』
■「近づいてはいけない人達」を初見で見極める
■毒親による病的ナルシスト『自己愛性パーソナリティー障害』
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■ナルシスト(NPD)による『ガスライティング』の特徴と対策
注意すべきメンタルや身体の危険な症状
自分だけでなく、周りで下記のような症状があらわれている方がいたら要注意。
ストレスフルな職場で注意すべきメンタルや身体の危険な症状
対策法
5つのタイプには共通して「罪悪感や共感性、良心の呵責なく人に対して【利用・苦痛・不快・支配】などを行う」傾向があります。
そのため、基本的には「距離を置き(距離をとり)適当に合わせる」「平常心(冷静)かつ論理的になる」ことです。
要は支配されたり、餌にならないことが重要。
いつでも証拠を残せる準備を
相手を人間としてみる(同情する)必要はありません。気にせず、日常的に証拠を確保しましょう。
被害が予想される(または受けている)場合は「証拠」の準備(または確保)を。
可能な限り証拠を残しましょう。何らかの行動を起こすにしても、証拠がある方が説得力が増し、訴訟になった場合も有利です。そして証拠が無くても、職場の場合は人事か総務の担当者に相談(休職または異動も含めて)もしくは労働基準監督署の無料相談が利用できます。下記にわかりやすく掲載されています。
メンタルを強化する思考術について
メンタルを強くする2つの方法と即席で強化する思考術について
ストレス環境下におけるメンタルヘルス
ある程度のストレスであれば下記の対処法は効果です。メンタルの状態に合わせて、ご活用ください。
不満(イライラ・ムカつく・ドキドキ)なメンタルに簡単でスグにできる効果的な4つのメンタルヘルス(瞑想常駐(めいそうじょうちゅう)・習慣・栄養・ハーブ)
落ち込む(気持ちが沈む)メンタルに効果的な4つのメンタルヘルス(アジェンス思考・習慣・栄養・ハーブ)
不安なメンタルを解消・軽減しよう!「思考・習慣・栄養・ハーブ」による4つのメンタルヘルス
会社や人間関係のストレスに左右されないためにも「スキル」を身に付けましょう。人から評価され、独立も夢じゃありません。
在宅ワーク(在宅プログラマー)であれば職場特有の人間関係によるストレスが皆無。メンタルを病む心配がありません。また、通勤する必要もなければ休憩しながら働くこともできます。プログラミングスクール費用もプログラマーになればスグに取り戻せますので、是非おすすめ。プログラミングスキルを身に付けましょう。
スキルを身に付けて、会社に左右されない人生を目指そう!「Youtuberになりたい!」、「英語スキルが欲しい!」、「とにかくITスキルが欲しい!」「プログラミングできるようになりたい」「デザインや美容スキルを身に付けたい」などをご希望の方は下記をご覧ください。
「ストレスフルな職場」の場合はメンタルを病む前に「転職」でメンタルヘルス

会社に相談(異動願など)しても、まともに取り合わないようであれば、会社自体が危険。専門家の指示を仰ぎましょう。それでも好転しない場合は「うつ病」などの精神障害を患う前に転職(または退職)することをおすすめします。それほど職場におけるメンタルヘルスは重要なんです。※慢性的なストレスがいかに恐ろしいか、今度記事にします。
「でも転職(または再就職)は不安。決まるかどうかわからないし、もし決まっても何らかの問題で、また辞めるかもしれない」など様々な不安があると思います。
でも考え方を変えてみてください。スキルの取得を中心に行動するんです。人生が豊かになる考え方であり、最高のメンタルヘルス対策です。今後どうなるかわからないこの社会ではもはや正解。下記サイトにその「不安」対策と転職サイトを多数紹介していますので、是非ご覧ください。
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