マニピュレーターになる原因とは。共感力が欠落する経緯について。

当ページはアフィリエイト広告を利用しています

記事内に広告が含まれています。
マニピュレーターになる原因とは。共感力が欠落する経緯について。
提供:photoAC「マイペイ様」

なぜ、マニピュレーターになるのかシンプルに教えて。

と、別のブログでよく聞かれます。というわけで今回はマニピュレーターになる原因についてシンプルにまとめたいと思います。※あんまりシンプルじゃないかもしれません

その前にマニピュレーターについて少しおさらいしましょう。

マニピュレーターとは人を操作して、利益や欲求をむさぼる人たちのことです。

「人を操作する?そんなことできるわけないじゃん」という声が聞こえてきそうですが、残念ながらできてしまうのです。

もちろん、操作といってもラジコンやゲームのように、というわけではありません。

例をあげましょう。

たとえば、あなたがペットを飼いはじめたとしましょうか。

あなたはそのペットを自分に懐かせたい。

けれどそのペットは、なかなか自分に懐いてくれない。

さぁ、どうします?

方法はいくつかありますが…

こういうのはどうでしょう。

他の家族ではなく、あなただけが餌を与えるようにしてください。

その他、身の回りの世話など、とにかくあなただけがペットに『報酬』を与えるようにするのです。

全てのペットに通用するわけではありませんが、基本的にうまくいくはず。

これも一種の『操作』だと思いませんか?

マニピュレーターも同じです。

マニピュレーターはターゲットを孤独に陥れて人を操作する

マニピュレーターはターゲットを孤独に陥れ操作する
提供:photoAC「はむぱん様」

まず最初にマニピュレーターはターゲットに対して、親切に接したり特別扱いすることで信頼関係を構築。

次はターゲットに関する悪質なデマを流し、周囲を洗脳することでターゲットを孤立させます。

そしてマニピュレーターだけが、ターゲットに接近。

そうすることで、マニピュレーターだけが自分に接してくれる唯一の存在になるわけです。

その段階で、仮にターゲットがマニピュレーターの邪悪性に気付いたとしても、時すでに遅し。

孤独を恐れるのは人間の心理。その社会で孤独になりたくないターゲットは、マニピュレーターとの縁を切ることができません。

つまり、信頼関係が依存関係、あるいは支配関係へと変化するわけです。

マニピュレーターの目的は何なのか

マニピュレーターの目的は何なのか
提供:photoAC「いおるな2様」

マニピュレーターとは「操作する者」。つまり総称なので、一口にマニピュレーターと言っても、いくつかのタイプがあります。

主なタイプは次の2タイプ。

・自己愛性パーソナリティ障害を有する人、いわゆるナルシスト(NPD)

・反社会性パーソナリティ障害(ASPD)を有する人、いわゆるソシオパスサイコパス。主にソシオパスタイプがそれに該当します。

ナルシストタイプなら承認欲や自己顕示欲などの欲求を満たすために、ソシオパスタイプなら利益を得るためにターゲットを利用するわけです。

では話を戻しましょう。

今回のテーマ『マニピュレーターになる原因』についてまとめます。

マニピュレーターになる原因について

マニピュレーターになる原因について
提供:photoAC「ANECO様」

先述したように、マニピュレーターの正体は病的な自己愛を抱える『ナルシスト』だったり、冷酷に利益を追求する『ソシオパス』だったりします。

パーソナリティ障害を抱える、この両者の共通点にお気づきでしょうか。

それは『共感力』の欠落です。

ターゲットを孤独へと陥れ、支配することで欲求や利益を貪る。

これは共感力が欠落していなければできない行為です。

考えてもみてください。

同じ社会に属する人、それ以前にそもそも自分と同じ喜怒哀楽を有する『人間』を孤立させ、さらに操作するなんてことを普通できるでしょうか?

デマやガスライティング、根回しなどの周囲を洗脳する行為は、それなりに根気が必要です。一朝一夕というわけにはいきません。

これは、逆に言うと「一時的な感情」ではないという証でもあります。

良心の呵責を感じることなく、継続的にターゲットを陥れるための謀略を巡らし、それを実行する邪悪な精神。

もはや一般人には到底理解できない所業、執念であり、共感力がない者だけが、なせる技なのです。

ではなぜ共感力が欠落するのか。

多くの場合、それは幼少期の影響です。

なぜ『共感力』が欠落するのか

なぜ『共感力』が欠落するのか
提供:photoAC「五差路」様

ソシオパスやナルシストの資質には先天的(遺伝的)な影響も考えられるので一概には言えませんが、幼少期の影響が強いとされています。

ナルシストタイプ

・親に考えを一方的に押し付けられ、言われるがまま育った

・過干渉あるいは過保護に育てられた

・過干渉、過保護とは真逆の環境下で育った(その結果、誇大自己による防衛を覚えた)

・価値観や意思を尊重してもらえないまま育った

・あるがままの自分は愛されず、外的価値(学歴、収入など)を有してこそ愛されるという洗脳を受けて育った

ソシオパスタイプ

・他者が虐げられ、代わりに自分が褒められるような環境下で育った(常に誰かと比較されながら育った)

・他者を攻撃して利益を貪る者の背中をみて育った

・弱者は潰されて(支配して)当然だという洗脳を受けて育った

・他者を犠牲にすることで得た成功や快感。それらを経験しながら育った

・虐待を受けて育った(その結果、人を傷つける行為に罪悪感を覚えなくなる)

このような経緯から『共感力』が欠落。そして、それを助長するような生活をおくることで、さらに拍車がかかります。

マニピュレーターとは競争社会の産物である

マニピュレーターとは競争社会の産物である
提供:photoAC「ぺるみけ様」

このようにマニピュレーターはマニピュレーターになるべくしてなるというわけです。

そしてそれは人格形成の段階、すなわち幼少期。更に言えば多くの場合、毒親の影響を強く受けるということ。

また仮に親が直接の原因ではないにしても、やはりそれにブレーキをかけなかった親の責任は大きいと言えるでしょう。

とはいえ、親も万能ではありませんし、それに今日の競争社会では当然の結果なのかもしれません。

この競争社会では否応なしに「勝てば幸せ、負けたら不幸」という価値観を植え付けられてしまいます。

そして、この価値観は毒親だけでなく、多くの人々の潜在意識にあるといえるでしょう。

もちろん、そんな社会ばかりではありませんし、多くの方が別の角度で物事を捉え、前向きに考えようとします。

ですが多くの毒親にとって社会とは競争そのもの。

毒親とは競争社会の産物
提供:photoAC「beauty-box様」

人生とは他者より優位に立ってこそ意義がある。勝者、支配者、周囲より優れた者、周囲に認められた者、周囲から称賛される者、あるいはそちら側の人間が幸せになれるのだ。個性? 優しさ? 思いやり? 友情? 愛情? そんなものは関係ない。弱者は不幸で、勝者こそが幸せ。

毒親がこの社会を生き抜いて、導き出した答えは大体こんな感じです。

すなわち、毒親とは競争社会の産物でもあり、象徴のようなもの

要するに毒親は何らかのカタチで、それをそのまま子へ伝えているに過ぎません。

その結果、他者に配慮しない自分本位な思想が、子に宿るというわけです。

言うなれば、マニピュレーターも毒親のクローン。競争社会の産物なのです。

・勝てば褒めてもらえる(自己顕示欲あるいは承認欲求を満たすことができる)

・勝てば利益を手にすることができる

このような心理が根底に渦巻いています。

そして、幼い頃から現在に至るまで、日常的にその思想を体現していく。

『操作(支配)』とは、毒親の影響だったり、その思想を体現していく中で生み出された手法のひとつ。

パワハラや暴力など、直接的な行為が罰せられる今日の社会においては、かなり有効といえます。

陰湿な「いじめ」などの社会問題はその典型でしょう。

当然、幼い頃から人を操作し続ければ、その能力も磨き抜かれていく。

このようなプロセスを経てモンスターへと変貌するわけです。

まとめ

マニピュレーターと毒親
提供:photoAC「choco様」

毒親は子をマニピュレーターにしてしまう可能性があります。

ですが、それが根本的な問題というわけではありません。

競争社会で受けたストレス(もしくはトラウマ)、競争社会で学んだ教訓、競争社会で得た価値観。

つまるところ、病的な部分も含めてそれらが親から子へと受け継がれている、ということ。

そして、この競争社会が続く以上、この連鎖を断ち切ることは難しいでしょう。

・勝って(優位に立って、認められて)報酬(金銭、称賛、地位、権力)を得る

・他人と比較することで自分の幸せを認識する

・人としての優しさや思いやりを軽視する

同じようなことを書いて恐縮ですが、結局このような社会の在り方が毒親を増やし、負の連鎖を助長させているように思えます。

とはいえ、競争社会であるがゆえに資本主義経済は発展し、多くの人々の暮らしが豊かになりました。

それに何らかの報酬が得られるからこそ、多くの人が頑張れるわけです。

しかし同時に格差が広がりつつあるのも事実。

難しい問題だと思います。

個人的には、競争ではなく、もっと協力し合えたらいいなと思うのですが……。

まぁでも、それはそれでまたいろいろと問題が発生するんでしょうけど……。