
サイコパス(ここでは主に※マイルドサイコパスのこと)、ソシオパス、サディスト、ナルシスト、マキャベリストは保身や利益、欲求解消のために平然と心理的虐待を行います。特に陰湿なケースは厄介。彼らは周りに悟られないよう、ターゲットを憂鬱や激怒、孤独、絶望、自己嫌悪に陥れます。
そして職場だけではありません。
家庭内や学校でもハラスメントやいじめ、というかたちで心理的虐待は行われます。
被害を受けたターゲットはストレス過多により、うつ病や不安障害(パニック障害)等の精神障害を発症する可能性も高いため対策(または対処)が必要です。
※マイルドサイコパス・・・サイコパスの特徴を有しているが犯罪は行わない。社会的に成功している場合があり、弁が立つ。
サイコパス、ソシオパス、サディスト、ナルシスト、マキャベリストについて
私は仕事柄、ストレスフルな職場を数多く経験してきましたが、特にハラスメント対策や働き方改革の意識が低い職場には、高確率で先述のようなタイプが複数生息しています。
またサイコパスやナルシスト、マキャベリストのような邪悪極まりない性質を『ダークトライアド』と総称します。
サイコパス(マイルドサイコパス)

サイコパス(精神病質者)はマキャヴェリズムやナルシシズムとともに、ダークトライアドを形成する特徴の1つ。他人の痛みやメンタルに対する共感が全く無く、自己中心的な行動をして相手を苦しめたりしても快楽は感じるが、罪悪感は微塵も感じない。自尊心が大きく、口が達者で慢性的に嘘をつく傾向がある。表面上は魅力的で社会的成功を収めている場合がある。
ソシオパス

社会病質者。共感性の欠落と支配的傾向を有する。サイコパスとソシオパスの特徴には多くの共通点がある。相違点を述べるならソシオパスは後天的要素(発達期における悪質な育児や環境、事故、事件など)が影響しているのに対し、サイコパスは先天的(遺伝性)な資質が影響しているといわれている。その他、ソシオパスが感情的または衝動的なのに対し、サイコパスは感情が欠落し、基本的に冷淡。ソシオパスには低機能、高機能タイプが存在するが、中でも高機能ソシオパスの場合、社会に溶け込み、関係者を間接的に陥れたり、操作(支配)、利用するなどして利益の搾取や欲求の解消を図る傾向がある。
サディスト

サディスティックパーソナリティ障害。物理的、精神的手段で人に苦痛や不快などストレスをあたえて快楽を得る。また公衆の面前で恥をかかせ屈服させようとする。また苦痛を与える目的で嘘をついたり、親しい人間関係や支配下にある人達の行動を厳しく制限する傾向がある。
ナルシスト

ナルシスト(ナルシシズム)はマキャヴェリズムやサイコパスとともに、ダークトライアドを形成する特徴の1つ。自分が偉大で優秀な存在だと信じている。そのため、成果や才能を誇張する傾向があり、現実的ではないことを試みようとする。そして人が自分に従うことや賞賛を期待する。また自分のマイナス面を認知しようとしない。人に対して嫉妬しやすく、劣っていると感じると高慢になる。脆弱な自尊心を抱えており、容易に傷つきやすい。※有害なタイプと無害なタイプが存在するが、当記事では有害なナルシストのことを示す。
マキャベリスト

マキャベリスト(マキャヴェリズム的な思考をする人)は、狡猾さ、支配など権力を獲得するためにあらゆる手段を使用する性格特性。具体的には道徳と倫理は弱者のためのものであると考え、利益目的で嘘や支配、強制、ハラスメントを平然と実行。愛されるよりも恐れられる方がはるかに良いという価値観を有する。またマキャヴェリズムは、ナルシシズムやサイコパスとともに、ダークトライアドを形成する特徴の1つ。
「ガスライティング」に要注意

ガスライティング(英: gaslighting)は心理的虐待の一種であり、被害者に些細な嫌がらせを行ったり、わざと誤った情報を提示し、被害者が自身の記憶、知覚、正気を疑うよう仕向ける手法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
特にサイコパスやソシオパス、サディスト、ナルシスト、マキャベリストなどはこのようなガスライティングを多用しますので要注意。被害者の優しさや感受性、脆弱性につけこんだ手口です。
・些細なミスを致命的なミスに置き換える
「あれ、あなたこれ出来てないけど・・大丈夫??私、すごく心配なんだけど・・。今までこんなミスした人いないから(些細なミスを改悪。自己嫌悪に陥らせることが目的)」
・執拗に記憶を曖昧にする
「あれ・・確か◆◆だったような。違ったかな~。(過去の捏造とまではいかないが、日常的かつ執拗に繰り返すことで被害者の記憶力や認知能力を疑わせ、自己嫌悪に陥らせる)」
・人前で過去を捏造する ※物理的ではなく心理的に
「いや、俺はそんなこと一言も聞いていないよ。○○、大丈夫か??(または)え!?やってないの!??俺、言ったよね!??なんでやってないの??で、今からやるの?どうなの?やるの?やらないの?(職場のサイコパスがよく使うフレーズ)」
↓ガスライティングについて更に詳しく

ガスライティングの被害者にあらわれる症状
・自己嫌悪になる
・憂鬱になる(悪化すると「うつ病」になる)
・不安または過敏になる(悪化すると「不安障害」になる)
・よく謝るようになる
・自信が無くなる
・明からに以前と違う
ガスライティングの対処法
・ガスライティング被害の自覚が重要です。ですので、自己嫌悪に陥る必要はありません。真に受ける必要はないのです。被害を受けた直後は感情的になってしまいますが、まずは深呼吸。信頼できる人への相談や証拠の確保が重要です。※詳細は後程。
職場におけるサイコパスやソシオパス、サディスト、ナルシスト、マキャベリストが行う心理的虐待の例

加害者に何らかの権限がある場合は厄介です。多くの場合、集団を扇動しターゲットの信用を失墜、孤立させる傾向があります。
※○○・・被害者のこと。○○のうち一人は重度のうつ病で長期入院。もう一名はオーバードーズによる自殺。下記は簡略化した実例になります。
・ミスを捏造(ねつぞう)する ※物理的または心理的に
○○ここ間違っているじゃないか・・。まったく頼むよ・・。みんなもそう思うだろ?(快楽に浸りながら文書に細工(捏造)。常習化している場合もある。更に集団へ暴露し、認識させ○○の信用を失墜させる)
・疑心暗鬼にさせ、孤立させる
なぁ・・みんながお前のこと××って言ってるぞ。言いたくなかったけど、今回はお前のこと思って言うことにしたんだよ(虚言を弄して孤立させることが目的)
・陰湿に手柄を奪う
(本人がいないところで)部長。会議で○○が報告した件なんですけど・・。○○は自分の成果みたいに言ってますが・・もともとは私が本人に気付かれないよう、△△の方法でネタを提供したんですよ。でもこの件は本人に言わないでやってください。○○はあれでも精一杯なんです・・。一応、○○のこと応援してますんで。(裏で[○○が居ないところで]手柄を奪い、○○の信用を失墜させ、更には部長が裏を取らないよう計らい、自分の評価を上げようとする)※少し省略してます
・人前で信用を失墜させる
(会議にて)ちなみに今回のテーマとは別件なんですが、○○さんがつくったこの資料。ちょっと酷いでしょ? 私、これ持ってお客さんのとこ行ったら大恥ですよね?・・・いや、恥じゃ済まないよね? 会社の信用に関わることだよね。これは。(ミスを集団の前で公開し、信用を失墜させ、更に悪者に仕立て上げようとする)
・トラブルの元凶にする
そもそも、あなが○○したからでしょ??違う?(ほとんど関連性が無いことをほじくり出し、強引に因果関係を成立させ、問題を100%○○のせいにする)
注意すべきメンタルや身体の危険な症状
自分だけでなく、周りで下記のような症状があらわれている方がいたら要注意。
ストレスフルな職場で注意すべきメンタルや身体の危険な症状

心理的虐待(ガスライティングなど)の対策

共通対策
被害に遭った場合、まずはゆっくり深呼吸をしましょう。
サイコパスやサディスト、ナルシスト、マキャベリスト達は共通して「罪悪感や共感性、良心の呵責なく人に対して【利用・苦痛・不快・支配】などを行う」傾向があります。
そのため、基本的には「距離を置き(距離をとり)適当に合わせる」「平常心(冷静)かつ論理的になる」ことです。
信頼できる人がいたら相談しましょう。また証拠の確保も重要です
要は支配されたり、餌にならないことが重要。
いつでも証拠を残せる準備を
相手を人間としてみる(同情する)必要はありません。気にせず、日常的に証拠を確保しましょう。
被害が予想される(または受けている)場合は「証拠」の準備(または確保)を。
可能な限り証拠を残しましょう。何らかの行動を起こすにしても、証拠がある方が説得力が増し、訴訟になった場合も有利です。そして証拠が無くても、職場の場合は人事か総務の担当者に相談(休職または異動も含めて)もしくは労働基準監督署の無料相談が利用できます。下記にわかりやすく掲載されています。
具体策

ガスライティングを用いる人達は基本的に「ダークトライアド」を抱えています。
下記はマニピュレーター(支配的行為をする邪悪な人のこと)についてですが、邪悪な性質『ダークトライアド』を有する人間に有効な具体策をまとめていますので、是非ご覧ください。

職場でメンタルを病んだら「休職」しましょう
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被害を受け、既に何らかの(うつ病など)症状がでているようであれば、医師に診断してもらいましょう。診断が下された場合は休職することが可能です。休職期間中の生活費についてですが、休職中は無給としている会社が多いようです。ですので、基本的には「傷病手当」か「労災保険」のどちらかを労働者が選択することになります。
具体的には健康保険に加入している労働者であれば「傷病手当」で賃金の一定額を保証されます。「労災保険」の場合は申請して労災と認められた場合、労災保険から休業補償給付を受けることができます。※ただ一般的に精神障害の労災認定は難しいとのこと。
そして休職期間中に今後(復職、転職、退職)を決めることになります。ゆっくり休んで少しずつ考えましょう。

