不安や辛い過去に響くお釈迦様の教え「一夜賢者の偈」

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不安や辛い過去に響く一夜賢者の偈
提供:photoAC「 雄太」様

お釈迦様が説いた教えである「仏教」。

仏教はキリスト教・イスラム教に次いで、東アジアを中心に世界中で広まっている宗教の一つ1)。

とはいえ、印象としては触れる機会が少なく、お葬式や神社仏閣に訪れた際、お経を聞くぐらいだと思います。

しかし、仏教には現代ストレスや不安を軽減するヒントが多数存在。

今回は中部経典に記された、不安や辛い過去を抱える心に響くお釈迦様の教え「一夜賢者の偈(いちやけんじゃげ)」をご紹介します。

一夜賢者の偈

辛い過去
提供:photoAC「pasta」様

人は程度の差こそあれ、辛い過去を持ちます。

それは「妄想」という名の有毒ガスを発生させ、今の自分に向けて、当時のシーン(または更に改悪したもの)を何度も投影させます。

その結果、未来につながる大切な「今」が【不安・ストレス・困惑・孤独・恐怖・偏見・怒り・憤怒・悲哀・嫉妬・絶望】などで覆われ、思考回路や言動はネガティブに。

つまり、辛い過去を起点とした「妄想」は「今」に悪影響を及ぼし、深刻なケースでは精神疾患(うつ病や不安障害など)を抱えてしまうことも

大事なのは辛い「過去(または妄想)」に囚われないこと。

大事なのは「今」。

しかし、その「今」を生きることが難しい。

  

佛心宗大叢山福厳寺住職である「大愚和尚」に一通のお便りが届きました。

幼い時に両親から虐待。小学校から高校まで「いじめ」を受け、精神を患い、2度の入院歴があるSさん(20歳の女性)からのお便りです。

「人間なんてクズです。もちろん私も・・。」
「全員死ねばいい、消えてしまえばいい」

Sさんの抱える心の闇(辛い過去)は深刻です。

下記は大愚和尚によるSさんへのアドバイスと「一夜賢者の偈」の朗読。是非、ご視聴ください。

「今」を生きる力があなたに宿るかもしれません。

  

大愚和尚による朗読「一夜賢者の偈」

「大愚和尚の一問一答」による『今を苦しめる過去からの脱却法』

大愚和尚について

  

『一夜賢者の偈』

 

過去は追うな。

未来を願うな。

過去はすでに捨てられ、

未来はまだ来ない。

だから、ただ現在のことを

ありのままに観察し、

動揺することなく、

よく理解して、実践せよ。

ただ今日すべきことを熱心になせ。

明日、死のあることを誰が知ろうか。

かの死神の大軍と

会わないわけはない。

このように考えて、熱心に

昼夜おこたることなく励む人、

このような人を一夜賢者といい、

寂静者、寂黙者と人はいう。

   

寂静・・・仏語。煩悩(ぼんのう)を離れ、苦しみを去った解脱(げだつ)の境地。涅槃(ねはん)2)。

寂黙・・・煩悩(ぼんのう)が静まること。静寂2)。

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参考文献

1)
ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典
https://ja.wikipedia.org/wiki

2)
weblio
https://www.weblio.jp/