なぜ、あの人は「いじめ加害者」に寄り添うのか。~フライングモンキーの心理について~

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なぜ、あの人は「いじめ加害者」に寄り添うのか。~フライングモンキーの心理について~
提供:photoAC「黒たまご。様」

「ド〇えもん」でいうところの「ス〇夫」の心理についてです。

いや、例えがちょっとクリーン過ぎますね…。昔の「ド〇えもん」のジャイ〇ンとス〇夫って結構、酷い「いじめ」をの〇太にしていたんですが、今では割とソフトに表現されているようです(最近ド〇えもん見ないので、よくわかりませんが)。

それはさておき「いじめ加害者」、特に「陰湿なタイプのいじめ加害者」には、多くの場合それに寄り添う人間がいるわけです。「ド〇えもん」のス〇夫的ポジションですね。

「取り巻き連中」とでも言いましょうか。

そして耳を澄ませば、だいたいターゲットの陰口で盛り上がっています。

まぁ兎にも角にも、まともな人からすると不快な光景です。

そもそも、情報化社会の今日において「そういうことをするのは良くないことだ」、「かっこ悪いことだ」と気付かされるシーンは、多々あると思うんですけどね。

いじめ加害者と加担者、被害者の構図は何年、何十年、何百年経っても、なくなりません。そしてこのテーマについては、もはや世界共通でしょう。

今回は「いじめ加害者」に寄り添う人たち「いじめ加担者」についてご紹介します。

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フライングモンキー

フライングモンキー
提供:photoAC「ぱりゅーん様」

有害ナルシストに寄り添う、そんな取り巻き連中のことを「フライングモンキー」と呼びます。

名前の由来は「オズの魔法使い」に登場するキャラクターからきているようです。魔女が汚れ仕事をするために送り込んだキャラクターであり、そういった経緯もあって、有害ナルシストの代理人を示すフレーズ(スラング?)として使われるようになりました。

有害ナルシストについては、当ブログで多数記事にしていますが、概要をざっくり説明すると、周囲からの絶え間ない称賛を日常的に求め、評価や実績などの外的価値を、たとえば他人を蹴落とし、おとしいれてでも手に入れようとするやからのことです。

しかも、有害ナルシストは脆弱なメンタルを抱えているので、外的価値を得られない場合はさらに厄介。

特定の人物(ターゲット)を虐げ、悪質な優越ゆうえつに浸ることで自尊心を回復し、メンタルの維持を図ろうとします。

「いじめ」やハラスメントはその典型。

そんな彼(彼女)らに加担しているのが、フライングモンキーなのです。

じゃあ、フライングモンキーも同類なの?

と、思うかもしれませんが、モンキー化する人の範囲は広く、動機は様々。

そうです。

言い換えれば「まともな人であってもフライングモンキーになる可能性がある」ということです。


なぜ、いじめ加害者に寄り添うのか?

なぜいじめ加害者に寄り添うのか?
提供:photoAC「黒たまご。様」

フライングモンキー化する人の心理には、様々な要因が関与していて、状況や背景によって異なりますが、いくつか紹介してみましょう。

保身

いわゆる自己保身。ナルシスト側に立つことで、その社会における安全や社会的地位を確保するのが目的です。この場合、ナルシストの地位や権力、人脈を利用している可能性も多いにあるでしょう。

曖昧な価値観

価値観が曖昧あいまいなら、倫理観も曖昧。当人が社会人なら驚くべきことですが「人としてやっていいこと、いけないこと」の分別ができないわけです。そのため簡単に流されてしまう。今日の情報化社会で、善悪の判断ができないというのは信じられないことですが、これも比較的多いパターンじゃないでしょうか。

孤立

社会的に孤立しているわけです。多くの場合、人は孤立するのを恐れます。そのため、ひとりが嫌だからナルシストに寄り添うわけですが、その関係について自身が、どう思っているのかまではわかりません。

自己肯定感が低い

ある特定の自己肯定感が低い人というのは、自分に価値はないと感じています。そのため誰かに認めてもらわないと自我を維持できません。承認欲求と呼ばれるものです。ですので、たとえばナルシストと共に誰かを「いじめ」ることで、共に笑い、共に怒り、悪質な連帯感を深め……、要するにナルシストから認めてもらうことで、自己肯定感を高めようとするわけです。

洗脳

厄介なナルシストは洗脳、または操作することで、人を支配する傾向があります。そのような能力に長けたナルシストはマニピュレーターとも呼ばれ、ゾッとするほど巧妙かつ陰湿な手口で、白を黒に染めてしまいます。具体的には善良なAに対しての敵意を、Bに抱かせることも容易だということです。これこそが「まともな人であってもフライングモンキーになる可能性がある」と言われる所以です。

同類

「類は友を呼ぶ」というやつです。たとえばヒソヒソ話、陰口というのは、言ってしまえば秘密の共有。秘密を共有をすることで、似た者(ナルシスト)同士の間柄ならば、お互いの承認欲求が満たされwin-win。さらにはターゲットを虐げて優越に浸ることができ、共に脆弱な自尊心を維持することができます。まさに一石二鳥。とはいえ、ターゲットありきの関係であり、1対1だと共有するものが皆無。しかもナルシストの性質上、プラスとプラスの人間関係になってしまうので、結果的に長続きしません。

まとめ

まとめ
提供:photoAC「映那みくる様」

先述の通り、洗脳のようなケースでは、誰もがフライングモンキーになる可能性があるということ。

そこに悪意はないのかもしれません。

しかしながら「フライングモンキー(いじめ加担者) = いじめ共犯者」のようなもの。

最悪、仮に被害者が自殺した場合どうでしょうか。

「(加害者と)つるんでいただけで、俺が直接何かしたわけじゃない!」

「私は(加害者と)一緒にいただけ!」

とかそんなことを、ご遺族が聞いて納得するでしょうか?

するわけがありません。

所詮は共犯者なんです。

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