
仕事中とはいえ、落ち込んでいる時や悲しい時、憂鬱な時、絶望している時。そんなネガティブな時に仕事したくないですよね。
しかし、そうもいきません。なるべく早めに気持ちを切り替えたいところです。そんな時は気分が乗らなくても人のために何かをしてみましょう。周りの人を楽しくさせたり、仕事を手伝ったり。余裕がなければ大切な人を想うだけでも大丈夫です。人のために何かをすることで『オキシトシン』が分泌され、メンタルを癒してくれます。
オキシトシンとは

オキシトシンは脳下垂体で産生され、乳房や子宮に作用する神経伝達物質。出産や授乳などの生殖器系の重要な働きを担います。そして女性だけでなく、オキシトシンは男性にも存在し、精子の機能と精巣によるテストステロンの生成に重要な役割を果たしています。
またオキシトシンはストレスや不安、恐怖を軽減し、社交的かつ幸せな気分にさせてくれるホルモンで「愛情ホルモン」又は「幸せホルモン」とも呼ばれており、下記のような症状に効果が期待できます。
・ストレス過多
・自閉症
・不安障害
・うつ病
・依存症(ドラッグやカフェイン、煙草など)
・免疫低下
・高血圧
・肌荒れ
参考:1),2)
ストレスは万病の元。特に長期的なストレスは癌、心臓病などの深刻な成人病の他、うつ病や不安障害などの精神障害を引き起こす要因とされています。つまりストレスの軽減に効果的ということは様々な病気の予防や軽減にも期待できるということですね。
職場でオキシトシンを増やす方法

オキシトシンの分泌には家族や恋人とのスキンシップが最も良いようです。中でもマッサージがオススメ。ちなみにマッサージされる側より、する側の方が分泌されやすいようです。他にはペットとの触れ合いやヨガ、瞑想、恋愛ドラマ観賞などが良いとのこと。つまり、メンタルを愛情や友情など「快の感情」で揺さぶってあげると効果的なようです。
とはいえ、職場でこれらの手法は困難。ですので下記のやり方でオキシトシンを増やしましょう。
・恋人や子供の写真を観賞する
・肩もみをしてあげる(セクハラには注意)
・仕事を手伝ってあげる
・みんなのためにおやつを持ってくる
・仕事仲間と楽しい話をする(主に楽しませる)
・職場の雰囲気を明るくする
・メンタルが弱っている人を元気づける
・体調が悪い人をフォローする
・職場の誰かの幸せを願う
・笑顔で挨拶する
・平和を願う
などなど他にもたくさんありますが、このような振る舞いは自分や自分以外にもデメリットが無く、もはや良いこと尽くめ。それにメンタルを病みそうな人にとっては大きな助けとなり、自分だけでなく仲間のメンタル回復にも貢献します。突き詰めれば職場の平和にもつながるわけです。
ただ、「人のために何かをする気になれない・・」という方もいらっしゃると思います。そんな時は下記のように考えましょう。

・オキシトシンを分泌させるため
・周りからの評価も上がり、出世につながるかもしれない
・モテるかもしれない
・困ったとき助けてくれるかもしれない
なんか・・ゲスいようですが、良いんですよ。結果オーライです。このように考えましょう。
メンタルを病む前に読んでいただきたいその他の記事
落ち込む(気持ちが沈む)メンタルに効果的な4つのメンタルヘルス(アジェンス思考・習慣・栄養・ハーブ)
メンタルを強くする2つの方法と即席で強化する思考術について ※怒りの軽減や解消にも効果的
不満(イライラ・ムカつく・ドキドキ)なメンタルに簡単でスグにできる効果的な4つのメンタルヘルス(瞑想常駐(めいそうじょうちゅう)・習慣・栄養・ハーブ)
不安または怒りのメンタルを解消・軽減しよう!「思考・習慣・栄養・ハーブ」による4つのメンタルヘルス
会社や人間関係のストレスに左右されないためにも「スキル」を身に付けましょう。人から評価され、独立も夢じゃありません。
在宅ワーク(在宅プログラマー)であれば職場特有の人間関係によるストレスが皆無。メンタルを病む心配がありません。また、通勤する必要もなければ休憩しながら働くこともできます。プログラミングスクール費用もプログラマーになればスグに取り戻せますので、是非おすすめ。プログラミングスキルを身に付けましょう。
スキルを身に付けて、会社に左右されない人生を目指そう!「Youtuberになりたい!」、「英語スキルが欲しい!」、「とにかくITスキルが欲しい!」「プログラミングできるようになりたい」「デザインや美容スキルを身に付けたい」などをご希望の方は下記をご覧ください。
メンタルを病む前に「転職」でメンタルヘルスしよう
職場におけるメンタルヘルスは重要です。
メンタルヘルスに良い思考術や生活習慣、栄養、ハーブなどメンタルに効果的な方法は色々あります。でも何をやっても効果がない。
メンタルを病むと完治まで数年以上かかるといわれます。治る前に亡くなる方もいらっしゃいます。
そこまで自分を追いつめる理由は一体何でしょう・・?
転職を考えている方はこちら
・女性向け転職サイト追加しました
・障がい者向け転職サイト追加しました
・スクール、講座などスキル強化のサイトも多数紹介
・在宅ワークに必要なスキルを習得できるスクールなど
フリーランスや起業を考えている方はこちら
・スクール、講座などスキル強化のサイトも多数紹介
参考文献
1)
梅田診療所『オキシトシン』
https://www.fukujukaigr.or.jp/wp-content/uploads/2019/02/umeshin_H30_hormone02.pdf
2)
Navneet Magon and Sanjay Kalra
NCBI『The orgasmic history of oxytocin: Love, lust, and labor』
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3183515/