
幼い時に植え付けられた歪んだ価値観「称賛されない=愛されていない」と「高すぎる自尊心」
悪質な環境下で形成された「ナルシスト(NPD)」は常に周囲からの絶え間ない称賛を求め、生きるようになります。ですが一般的な社会生活において、本当に優秀でもない限り、その欲求を満たすことは非常に困難。
そこで彼(彼女)らは最低でも自尊心を維持しようと、防衛本能からの衝動で人を虐げ、悪質な優越感に浸り、脆弱な自尊心を誤魔化すことで、メンタルの維持を図ろうとします。
具体的には心理的虐待を中心とする「ハラスメント」や「いじめ」など。
特に心理的虐待の一種「ガスライティング」はナルシストが頻繁に用いる陰湿かつ邪悪な手法であるため、要注意です。
ナルシスト(NPD)

自己愛性パーソナリティ障害を抱える人、いわゆるナルシスト(NPD)は【学歴・資格・権力・地位・名誉・収入・才能・容姿】などに執着し、他人を蹴落としてでも、称賛を追求するようになります。
彼(彼女)らにとって称賛とは愛情であり、歪んだ自尊心を満たすための原動力。
称賛と無縁な生活は【無価値・愛されない・弱者】に該当するため、メンタルが維持できません。
そのため彼(彼女)らは日常的に脆弱なメンタルを誇大的な自己意識(または万能感)すなわち「誇大的自己」で自給自足するわけです。
ですが、誇大的自己で脆弱なメンタルを維持できない場合、彼(彼女)らは特定の人物(ターゲット)を虐げ、自尊心を回復することで、メンタルの維持を図ろうとします。
具体的には心理的虐待を中心としたハラスメントを常習的に行い、悪質な優越感に浸ることで、メンタルを維持するように。
中でも心理的虐待の一種「ガスライティング」はターゲットを自己嫌悪や孤独に陥れ、うつ病などの精神障害へと追い込みます。
ガスライティング

ガスライティング(英: gaslighting)は心理的虐待の一種であり、被害者に些細な嫌がらせを行ったり、わざと誤った情報を提示し、被害者が自身の記憶、知覚、正気を疑うよう仕向ける手法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
■ガスライティングの被害者にあらわれる症状
・自己嫌悪になる
・憂鬱になる(悪化すると「うつ病」になる)
・不安または過敏になる(悪化すると「不安障害」になる)
・よく謝るようになる
・自信が無くなる
・明からに以前と違う
ガスライティングの例

ターゲットに対して下記のような行為が継続的に行われます
■「いや、俺(私)はそんなこと一言もいってないよ」
・シラを切る。またはターゲットに賛成していたにも関わらず、反対するなど手のひらを返す。
■ターゲットの記憶や成果を心理的に捏造する
・多くの場合、部分的な記憶の改ざんが常習的に行われる。
■ターゲットの机や物に小細工する
・位置をずらしたり、隠したりする(見つけ難いようにする程度)など。認知機能の疑い、もしくは不快感を煽ることが目的。
■「お前(あなた)おかしいんじゃない?」
・知覚、記憶、認識、人格を否定し、正気を疑わせる。日常的に否定することで、自信喪失や自己嫌悪に陥れる。
■「みんなもターゲットには注意しといて」
・周囲を洗脳する(ターゲットが厄介者であることを認識させる)。※的確なタイミングで行い、信憑性を高める等、悪質な場合がある。
■ターゲットに対し【しらける・呆れる・からかう】などの振る舞い
・公然と馬鹿にする。ターゲットが厄介者であることを周囲に振る舞いでアピールする。例えば周囲からも認知される状況下で、初回にも関わらず、再三の注意をするなどの呆れた振る舞いを行う。
■「ネガティブな振る舞い」と「ポジティブな振る舞い」
・両極端な振る舞いでターゲットを混乱させる。
■ターゲットに対する敵意を周囲にもたせる
・要するに洗脳。ターゲットを容易に孤立化できる。
■ターゲットに対する執拗な「あら探し」行為
・些細なミスや欠点に目をつけ、マウンティング。常習的に行いターゲットを疲弊させる。
■【黙る・不機嫌・無反応】でターゲットを疲弊させる
・些細なことで(または前兆も無く)受動的になり、ターゲットを疲弊(または混乱)させる。受動攻撃の一種。
■些細なことを致命的にする
・悪質な拡大解釈でターゲットを疲弊させる。例えば会議などで、ミスを過剰(または大袈裟)に指摘するなど。
■情報を共有しない(または)断片的に伝える
・重要な情報を共有しない。または断片的に伝えることでターゲットを陥れる。悪質なケースでは嘘の情報を伝えるなど。
お気づきかと思いますが、上記の各例は「グレーゾーン」であり、警察沙汰になりません。
つまり、陰湿で邪悪とはいえ、世間的には「些細な嫌がらせ」
危険性は然程無いように思えます。
では何が邪悪なのか?
「継続的」に行われることです。
人間は継続的に嫌がらせを受けることで、疲弊し、ストレス過多や疑心暗鬼、孤独、自信喪失、自己嫌悪に陥り、悪質なケースではうつ病などの精神障害を引き起こします。
ガスライティング対策

真に受けないこと
ガスライティングは間接的かつ陰湿なため多くの場合、痕跡を残しません。
故に困難かと思いますが、証拠の確保が可能であれば、スマホなどを活用し、継続的に証拠収集を。
ですが、その前にガスライティングに対する理解が重要です。
ガスライティングはターゲットを継続的に否定または愚弄し、疲弊させ続けることで、自信喪失と自己嫌悪に陥らせます。
厄介なのは周囲も納得するようなタイミングで、それを実行してくるところ。
要するに「周囲だけでなく、ターゲットに対しても信憑性を感じさせる極めてタチが悪い嫌がらせ」
その結果、ターゲットは自身に向けられたネガティブな振る舞いを鵜呑みにするわけです。
このことを事前に理解しておくことが大切。
NPDの狙い通りに陥らないこと。つまり「真に受けないこと」
自己嫌悪や自信喪失、抑うつに陥る必要はありません。ガスライティング被害であることの自覚が何より重要です。
NPDによるガスライティングの対策

NPDが用いるガスライティングの目的は人を虐げることで得られる「優越感」です。
「称賛」を渇望するNPDにとって、優越感を得ることは、称賛が得られない状況下における自我の防衛手段。
「自分が優れていると強く思いたい、周囲にもわかってもらいたい」
対策対象は稚拙な欲望のままに生きる人「ナルシスト(NPD)」
要するに分別のある大人として対応することがそもそもの間違いなのです。
対策としては「適度に褒め、適度に距離を保つ」
要は深入りしないよう、適度に【話を聞いてあげる・肯定してあげる・褒めてあげる・構ってあげる】。そして距離を保つ。できれば関与しない。
ですが、悪質な場合はそれどころではありません。
ガスライティングを用いる人達はNPDを含め、基本的に「ダークトライアド」を抱えています。
ダークトライアドとは自己中心的で共感性が無く、支配的で人を陥れることに罪悪感が無い邪悪な性質のこと。
下記はマニピュレーター(支配的行為をする邪悪な人のこと。サイコパスやNPDもその一種)についてですが、邪悪な性質『ダークトライアド』を有する人間に有効な具体策をまとめていますので、是非ご覧ください。
禁じ手

サイコパスやソシオパスと違い、ナルシストの自尊心は脆いため、比較的有効な手段です。
つまり「毒を以て毒を制す」
こちらもガスライティングを用いるという選択肢。また、単に用いるだけではなく、更に追加で、決定的なボロが出たらそのシーンを証拠として記録しましょう。
「絶え間ない称賛」や「周囲からの評価」を強く求めるNPDにとって、自尊心が傷つけられる状況というのは耐え難く、自身の存在意義にも影響する不快な出来事。
誰かを虐げることでしか維持できない脆弱な自尊心はもはや年齢不相応の産物であり、容易に傷つきやすく、壊れやすいため、ボロが出やすいのです。
・・・ということは、そもそもそんな相手に毒を盛る必要性すら無いのかもしれません。
もっとスマートなやり方を考えてみましょう。くれぐれも「ミイラ取りがミイラになる」ということにならないよう、ご注意ください。


