
こっちの桜が見頃を迎えたかと思えば、あっちの桜ではすでに若葉が顔をのぞかせています。
なんというか、時の流れを感じさせますよね。自分も歳を重ねているんだなぁと。
そんなセンチメンタルな気分になります。
つまらない言い方をすれば、ただの(桜の)新陳代謝なんですけどね。
けれどそこにネガティブなものはありません。
役目を終え不要になった花、葉、枝を切り離すことで、根から吸い上げた養分を必要な部位に分配するわけです。
もっと大きくなるために、もっとたくさんの花を咲かせるために。
次の世代へとバトンタッチするわけですが、それは会社も同じです。
会社だって新陳代謝しなければ成長しない

会社だって新陳代謝が必要です。
不要なものを削除して、養分を必要なものに投資しなければ成長なんてしないでしょう。
無駄な作業、非効率的な作業、悪質な上下関係(および人間関係)、不要な規則、付け焼き刃な対策、各種ハラスメント、ポンコツ会議、現状を無視した目標、意味不明な部署、息苦しい雰囲気……
不要なもの削除していかなければ、養分を無駄に消費するだけです。
しかしなにより、一番厄介なのは「邪悪な社員」の存在。
それも一定の地位を有した邪悪な社員です。
そんな社員がひとりでもいれば、会社はとんでもない方向へと、新陳代謝をしはじめます。
たとえるなら肉体でいうところの「癌」細胞のような新陳代謝。
どんなに不要なものを削除しても、そんな社員がひとりでもいれば、不要なものはどんどん増えていきます。
もう、身に覚えがある方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。
脆弱型ナルシストの暴走

私の経験則では、身近に存在する邪悪な人間の多くが病的自己愛タイプ。
すなわち、当ブログでお馴染み「ナルシスト」
ただナルシストにも尊大型と脆弱型が存在します。
両者ともに利己的で、周りからの称賛を渇望しますが尊大型の場合、実力と自信を兼ね備え、目標に向け精一杯努力するなど魅力的な場合があります。このようなナルシストは無害どころか、場の雰囲気を明るくしたり、優れたリーダーシップを発揮したりと、人や社会に貢献するので、なんら問題ありません。むしろ会社にとって有益な存在となるでしょう。
問題なのは後者の脆弱型。
当ブログで頻繁に登場する有害ナルシストのことです。
脆弱型は文字通り、自尊心が脆弱。
プライドが高く、そのくせ自己肯定感が低いため恥や失敗を異常に恐れます。ゆえに責任転嫁は日常茶飯事。また【出世したい・褒められたい・認められたい】と人一倍思っているにもかかわらず、正規ルートで努力することを嫌がります。
とはいえ、そのような性質を剥き出しにすれば出世どころか、もはやただの有害社員。
そこで彼(彼女)らは、周囲を陰湿かつ巧妙に利用して欲望を満たそうとするわけです。
ただ、まぁそれだけなら……やり方にもよりますが一線を越えない限り「欲望 = 会社の利益」ならギリギリ許容範囲かもしれません。
しかし
彼(彼女)らは会社にとって不利益でも、自分にとって有益なら、迷わずそれを実行します。
あれ? 会社にとって不利益なら、それが報酬にも反映するので、結果的に不利益を被るのでは?
そう思いますよね。
違うんですよ。
彼(彼女)らにとって報酬は然程問題じゃないのです。
だから厄介なのです。
先述したように病的自己愛を有する彼(彼女)らにとっては、称賛こそが全て。
脆弱な自尊心を満たしてくれるフィールドさえあれば、問題ないわけです。
ある社員が傷つき、あるいは会社が傾こうともお構いなし。
ゆえに、骨の髄までしゃぶられます。
では一定の地位を有した脆弱型ナルシストにしゃぶられ、腐敗しはじめている会社の特徴をご紹介しましょう。
社員が暗い

脆弱型ナルシストは負の感情を曝け出します。
イライラ、暴言、端的に言えばパワハラですが、そんな人が上に立てば、下の者は委縮してしまうことでしょう。
そしてナルシストである以上、彼(彼女)らは自分よりも幸せな者に腹を立てます。
要するに「自分が楽しくないときは、あなたも楽しくするな」という、そんなオーラを放つわけですね。
当然、そのような環境下で働けば、次第に社員の顔から笑顔は消え失せ、社内全体の雰囲気が悪くなるというわけです。
無駄な人件費

先述したように脆弱型ナルシストにとっては、会社の成長なんてどうでもよいのです。
自分さえ称賛されたらそれでいいので、会社の利益に繋がらない作業や独自の価値観やルールを押し付け、部下に無駄な労働、思考をさせます。
具体的には、脆弱型ナルシストのための(ナルシストを立てるような)タスクを要求してくるということ。
ちなみに、その費用はどこからやってくるのでしょう。
結果的に必要な設備、新規【顧客・事業・システム・人材】、有能な社員にいくはずの投資が削られるわけです。
金をドブに捨てるようなものですね。
会議がYES会議になっている

脆弱型ナルシストは反対意見でもされようものなら、声を張り上げ威嚇します。
彼(彼女)らにとって「自分を承認しない者は全て敵」
そこに論理なんてものはありません。承認欲求を満たせないというストレスが起爆剤となり、フライングモンキー(ナルシストの取り巻き連中)と共に相手を吊し上げ村八分にします。
そのため会議に出席する人の多くが、脆弱型ナルシストに反対の意思があっても、相槌を打つか賛同するかのどちらか一方。
もはや会議ではありません。
改革(効率化・自動化)がまるで進まない

そんな改革が進むわけがありません。
なぜなら自己肯定感が低い脆弱型ナルシストは「称賛されたり、他者を虐げ優越にひたること」が、自我を維持するための主な手段なんです。
彼(彼女)らは、小さな国の王様(女王様)で居続けたいわけですよ?
たとえその国が破綻寸前でもね。
効率化したら、ナルシスト主導の非効率的な作業(称賛されるための作業)がなくなるじゃないですか。
自動化したら、誰かに付け入る隙がなくなるし、虐げる相手がいなくなっちゃいますよね。
極論でしょうが、突き詰めるとだいたいそんな感じです。
まぁ、改革が一向に進まない理由はいろいろありますが、このように特定の社員【邪悪な社員、自己保身が強い社員】が裏で妨害しているケースも結構あります。
「いじめ」が肯定される雰囲気

脆弱型ナルシストが上に立つと、社内に「いじめ」を肯定する、または助長する雰囲気が漂いはじめます。
なぜなら上司である脆弱型ナルシスト自身がいじめを生業にしているから。
絶えまない称賛を渇望する彼(彼女)らにとって、称賛が得られない環境というのは耐え難く、自我(自尊心)を維持できません。
ゆえに誰かを虐げ、悪質な優越に浸ることで自我を維持するわけです。
そして脆弱型ナルシストの周囲には、高確率で「フライングモンキー」という名の(ナルシストの)取り巻き連中が群がっています。
フライングモンキーもナルシスト同様、誰かをいじめたり、笑いネタにすることで悦に浸る人種なので、いじめの被害はさらに悪化。
しかも放っておくとモンキーは増え、そのモンキーの中から新たに地位を得た脆弱型ナルシストが誕生したりします。そうなってしまうと、もはや始末に負えません。
まとめ
いかがでしょうか。
みなさんも、このような職場を経験したことありませんか?
会社を良くするのも人ですが、悪くするのも人というわけです。
入社前の面接で、邪悪性を見極めるのは困難だとしても、その後の人事ミスは言い訳できません。
個人的には、会社の存亡に関わることだと思っているのですが、みなさんはどう思いますか?

