女性のつらい悩み「PMS」

pms
提供:photoAC「SunnySide24」様

多くの女性は月経に至るまでの数日間(周期の後半)に不快な症状(神経過敏や情緒不安定など)を経験します。症状には個人差があり、200種類以上とも言われています。月毎に異なる場合もあり、重症化する場合もあるようです。

月経前症候群(PMS)とは

月経前、3~10日の間続く精神的あるいは身体的症状で、月経開始とともに軽快ないし消失するもの。<中略>日本では月経のある女性の約70~80%が月経前に何らかの症状があります。生活に困難を感じるほど強いPMSを示す女性の割合は5.4%程度と言われています。思春期の女性ではPMSがより多いとの報告もあります。

日本産科婦人科学会「月経前症候群(premenstrual syndrome : PMS)

PMSの主な症状

■精神面では・・
緊張や不安
気分の落ち込み
泣きたくなる
気分のムラ
過敏になる
怒りっぽくなる
食欲不振
不眠
ひきこもる
集中力の欠如
性欲の変化


■身体面では・・
腹痛
頭痛
腰痛
むくみ
お腹の張り
乳房の張り

PMSの原因

現段階で原因は不明とされており、様々な説があるようです。

ただ、有力な説として急激なホルモン変化が症状を引き起こすと考えられています。排卵後、黄体期の後半にプロゲステロンレベルが急激に低下すると、脳内の神経伝達物質(セロトニンなど)に影響を及ぼします。とはいえ、PMSに罹患している女性のホルモンが異常というわけではなく、プロゲステロンとエストロゲンの影響に対して過剰反応を起こしているかもしれないと考えられているようです1)2)。

またセロトニンはストレスや睡眠不足、腸内環境、トリプトファンの不足、運動不足、カフェインの過剰な摂取、喫煙の影響を受けます。つまり、一概にホルモンの変動による影響だけでなく、生活習慣やストレスに対する感受性、環境、精神障害に罹患した過去がある等、下記の様な他の要因も悪化や病因に大きく関係しているようです2)。

☆性格説
☆オピオイドペプチド説
☆ビタミン欠乏説
☆プロスタグランジン分泌異常説

愛和レディースクリニック『月経前症候群(PMS)・月経困難症

更に深刻な症状「PMDD」

PMDD
提供:photoAC「Beruta」様

PMSのなかでもとりわけ精神的不調の程度が重く、日常生活に支障をきたすほどの状態を月経前不快気分障害(PMDD:Premenstrual Dysphoric Disorder)と言います。PMDDでは、怒りっぽく攻撃的になったり、重い抑うつ感から自殺願望が生じたり、自傷行為に走ったりすることがあります。

金沢文庫メンタルクリニック『月経前症候群(PMS・PMDD)

PMDDにもなるとSSRIなどの抗うつ薬や抗不安薬、睡眠導入剤などの服用が考慮されるようです。また、より深刻な心理的苦悩がある場合には、精神療法の中で時間をかけて取り組む必要性もあるようです3)。

薬による治療

■ホルモン療法
排卵を止め女性ホルモンの変動をなくすことで症状の軽減を図ります。低用量経口避妊薬(OC、低用量ピル)や低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬(LEP)は少ないホルモン量で排卵を止めます2)。

■症状を抑える薬
・鎮痛剤(ロキソニン等)
・抗うつ剤(SSRI等)
・利尿剤(ラシックス等)
・抗不安薬(コンスタン等)

■漢方治療
個人の体質や症状に合わせて処方できるので、漢方薬は効果的とされているようです。症状が現れる時期に桃核承気湯など効果の高い薬を使い、ふだんは桂枝茯苓丸や当帰芍薬散・加味逍遙散などを服用するのが一般的とのことです4)。

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運動で気分転換
提供:photoAC「Fuha_Wakana」様

■おすすめの栄養
・カルシウム(牛乳、チーズ、ヨーグルトなど)
・ビタミンB6(赤身の魚、ひれ肉、バナナ、パプリカなど)
・マグネシウム(あおさ、ひじき、わかめ、魚介類、発芽玄米、ライ麦など)
・多価不飽和脂肪酸(オメガ3およびオメガ6)。研究によると、1〜2グラムの多価不飽和脂肪酸を含むサプリメントを摂取すると、けいれんやその他のPMS症状を軽減できる可能性があるとのこと。多価不飽和脂肪酸の優れた供給源には、亜麻仁、ナッツ、魚、緑黄色野菜などがあります1)。

■軽い運動
ヨガやストレッチ、ウォーキングは血流やセロトニンのレベルを改善し、代謝を促すことで、気分転換など心身の健康維持に最適です。また日光浴も兼ねると相乗効果が期待できます。

■お風呂
生理痛やPMS(月経前症候群)で悩んでいる方は、入浴することで血流をうながし、副交感神経を刺激して、不調や痛みを和らげることができるとのことです5)。

■アロマオイル
アロマオイルには沈んだ気分を軽くさせ、心地よい眠りを誘うものがあります。また、しかめたくなるような体の調子や不快な気分にアプローチしてくれるアロマオイルもあるようです。

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参考文献

参考文献
1)
You and Your Hormones『Premenstrual syndrome』
https://www.yourhormones.info/endocrine-conditions/premenstrual-syndrome/

2)
日本産科婦人科学会「月経前症候群(premenstrual syndrome : PMS)」
http://www.jsog.or.jp/modules/diseases/index.php?content_id=13#:~:text=%E6%8E%92%E5%8D%B5%E3%81%AE%E3%83%AA%E3%82%BA%E3%83%A0%E3%81%8C%E3%81%82%E3%82%8B,%E3%81%A8%E8%80%83%E3%81%88%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

3)
心の杜_新宿クリニック
『心の丸窓(27)月経前緊張症(月経前症候群)と心療内科・精神科:後編』
http://www.kokoronomori.jp/2014/11/17/post-58

4)
愛和レディースクリニック『月経前症候群(PMS)・月経困難症』
http://www.aiwa-ladies.com/premenstrual-syndrome.html

5)
日本入浴協会『生理の時ってお風呂に入った方がいいの?』
https://nyuyoku-kyoukai.com/column/8055#:~:text=%E7%94%9F%E7%90%86%E4%B8%AD%E3%81%AF%E5%85%A5%E6%B5%B4%E3%81%97,%E5%92%8C%E3%82%89%E3%81%92%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%8C%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

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