「お子様の知的で健康な人生」のための栄養とは

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お子様の健康
提供:photoAC「acworks」様

7歳時点での知能指数は成人後の知能や収入を予測できてしまうようです。そして脳の成長にはオメガ3脂肪酸(DHAやEPAなど)は重要。妊娠中、DHAは胎盤を越えて胎児に大量に移動し、特に妊娠後期の胎児の脳の神経組織に蓄積します。脳の前頭葉はこの時点で急速に成長し、今後の認知機能やメンタルヘルスに対して影響を及ぼします。

おすすめの栄養

葉酸
ビタミンの一種で血液の構成や代謝、メンタルの健康維持に関与する成分。葉酸は胎児の成長や先天性の予防に重要とされています。

タンパク質
タンパク質は体を構成する主要栄養素です。髪や骨、皮膚、血管、内臓、ホルモン、神経伝達物質などを生成で必要不可欠な栄養。お子様の発育に欠かせない栄養素です。

ミネラル
特にカルシウム、マグネシウムは骨や歯の構成だけでなく筋肉の収縮や弛緩、エネルギー生成の補助、神経の興奮や緊張の緩和に関与し、鉄は血液の元となる他、セロトニンの生成に関与し、実際に鉄の欠乏による貧血は胎児にとって悪影響となります。また、産後のメンタルバランスを考慮すると母体にとっても重要な栄養素です。

DHA・EPA
DHAは乳児期や幼児期だけでなく胎児期にも必要とされています。実際、妊娠中のDHA摂取不足は妊娠期間や新生児の身長、体重に悪影響を及ぼしたというデータも存在するようです1)。そのため、妊娠中のDHA摂取量を増やすための推奨事項が国際的に存在し、栄養補助食品業界は妊娠中の方に向けたサプリメント開発や販売に力を入れています2)。特に妊娠後期には胎児の脳の著しい成長があるため、多くのDHAが必要とされていますが、DHAは今後のお子様のためだけではなく妊娠中や出産後のメンタルヘルス(産後うつ等)を考慮すると母体のためにも重要とされています3)。また胎児期以降は問題ないのですが、魚の中に微量に含まれるとされるメチル水銀を考慮するとサプリメントでの摂取が好ましいとされています。

参考文献

1)
Susan E Carlson 1, John Colombo, Byron J Gajewski, Kathleen M Gustafson, David Mundy, John Yeast, Michael K Georgieff, Lisa A Markley, Elizabeth H Kerling, D Jill Shaddy
『DHA supplementation and pregnancy outcomes』
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23426033/

2)
Jacqueline F Gould,1,2 Karli Treyvaud,3 Lisa N Yelland,1,4 Peter J Anderson,3 Lisa G Smithers,4 Robert A Gibson,5 Andrew J McPhee,6 and Maria Makrides1,2
『Does n-3 LCPUFA supplementation during pregnancy increase the IQ of children at school age? Follow-up of a randomised controlled trial』
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4874207/

3)
Juliana Rombaldi Bernardi, Renata de Souza Escobar, Charles Francisco Ferreira, and Patrícia Pelufo Silveira*
『Fetal and Neonatal Levels of Omega-3: Effects on Neurodevelopment, Nutrition, and Growth』
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3483668/