無愛想な人と仕事をするときの心構え

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無愛想な人と仕事をするときの心構え
提供:photoAC「ほうじ茶16号様」

無愛想な人っていますよね。

挨拶をしても頷くだけ。話題を振っても、一言でクローズ。何らかのトラブルが発生しても無反応、もしくは舌打ちして終了。

まさに読んで字の如く、愛想なんてありゃしません。

今までよくそのスタイルで生きてこられたなぁと、感心すら覚えます。

社会であまり関わりたくはないですよね。

しかしそのような人と仕事をしなければならない、関わらなければならない、そんなとき。

あなたならどう対応しますか?


『無愛想』+『優しい』

無愛想だけど優しい人
提供:photoAC「ほうじ茶16号様」

まず、無愛想な人にだって色んなタイプがいるわけです。

たとえば『ア〇プスの少女ハ〇ジ』のおじいさんは無愛想だけど実は優しい人じゃないですか。まぁフィクションですけど。

とはいえ『無愛想』+『優しい』でも、一緒に仕事をするとなると、少々厄介です。

たとえば『ガス抜き』をしたいときってありますよね。オナラじゃないですよ?ちょっと愚痴りたいときってあるじゃないですか。ちょっとした悩みとか。それを

『かくかくしかじかで・・・』

「…そう」

だけで済まされてしまったらどうです?某アニメの無口少女キャラじゃないんだから、もうちょっと絡んで欲しいですね。まぁ、社内の人間関係で完結する仕事ならそれでもいいと思うんです。

ですが、愛想が求められる業種(サービス業等)だとさすがに問題。

社内でそんな感じなら、社外でも高確率で同じ振る舞いをするからです。もちろん個人的な経験則ですよ?所詮、人間に割り切った対応なんてできない、と私は思うのです。だとしたら、結果的にクチコミやレビューサイトで辛辣な評価を下されるかもしれないわけで、そうなってしまうと企業にとってダメージですよね。

でもそのような業種じゃないのなら、それも個性。所詮は職場の人間関係。

喋りたくない人を無理矢理に喋らせる必要もないでしょう。

他の人と分かち合えばいいだけ。

それに案外いいものですよ?

無理して話題を考える必要もないし、『妄想』や『考え事』等、ひとりの時間を堪能できるので。

慣れてくると逆にノンストレスで、充実した日々を送ることができちゃいます。

『情報共有』できていれば、それでいいじゃないですか。

要するに、お互いの仕事に支障がなければそれで良いのです。

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『無愛想』+『かまってちゃん』

無愛想なかまってちゃん
提供:photoAC「Haru photography様」

『無愛想』+『かまってちゃん』は、いわゆる面倒臭いタイプです。

その昔、こんなことがありました。

無愛想なAさんが、あまり喋らないBさんのことで、私にこんなコメントをしました。

「Bさんってさ……無愛想だよね?」

思わず笑ってしまいました。

無愛想でも構ってもらいたいんだな、と

同時に

あなたがそれを言うのか、と。

そもそもBさんは無愛想ではありません。口数が少ないだけで、話しかければそれなりに返してくれます。報連相もばっちり。言葉数が少ないだけで、笑ってくれるし、挨拶もしてくれるわけです。

一方でAさんはとにかく無愛想。かなり受動的で挨拶ですら、ろくにしてくれません。

とにもかくにも、日常的に不機嫌でひたすらマイペース。こちらがドストライクまたはタイムリーで、盛り上がれるような話題を提供しない限り、口を開くことは滅多にありません。これって、結構しんどいですよね。

かといって、放っておくとBさんのようなレッテルを貼られるわけです。

面倒臭いでしょ(笑)?

Aさんの対策ですか?

何もしなくて大丈夫です。

逆にAさんと積極的に関わる方が、まずいです。同類判定されてしまうので。

そもそもAさんがどんなにぼやいたところで、誰も聞く耳なんて持たないでしょう。その後、居場所がなかったのか、Aさんは早々に退職しましたし。

なので、多くのまともな人と関係を築いた方が自身のためです。

『無愛想』+『受動攻撃』

無愛想+受動攻撃性パーソナリティ障害(PAPD)
提供:photoAC「ほうじ茶16号様」

『無愛想』と『受動攻撃』の組み合わせ。

これは、もはや『無愛想』という言葉だけで片付けるには無理があります。

これまでの『無愛想』と違い、他人に対して攻撃しようとする心理が働いているわけですね。

このような『無愛想』+『受動攻撃』に似たパーソナリティ障害の一種で『受動攻撃性パーソナリティ障害(PAPD)』という人格障害があります。

PAPDを抱える人達は「不満」や「怒り」を覚えると、敵意や攻撃性を隠し、間接的に不平不満や批判、愚痴、デマ、恨み言、皮肉、陰口を口にします。

仕事では不満になると意図的に作業効率を落とし、生産性を悪化させ、人間関係では不規則に強いストレスを放ち、さらには他者依存的で同調圧力に弱く、場合によっては「いじめ」の加害者側に属します。

下記に『受動攻撃性パーソナリティ障害(PAPD)』について、詳しくまとめていますので是非ご覧ください。

静かに攻撃する人達『受動攻撃性パーソナリティ障害』
人は思い通りにならないと「不満」を感じます。通常はコミュニケーションを通じて、解決しようと試みますが・・・、そうではなく、直接相手に主張することはせず、約束を破る、さぼる、遅らせる、黙る、態度が悪くなる、不機嫌になる、否定的になる、敵対的になる、やたらと不平不満や批判、愚痴、デマ、恨み言、皮肉を口にするなど・・。このような拒絶的または受け身的なやり方で、攻撃感情を表現する人達がいます。ですが、彼(彼女)らは当ブログで頻繁に登場するナルシスト、反社会性タイプ(サイコパスやソシオパス)などの危険なパーソナリティーのように「称賛」や「利益」など何らかの明確な目的でこのような振る舞いをしているわけではありません。一見すると危険性は然程ないように思えます。とはいえ、仕事では不満になると意図的に作業効率を落とし、生産性を悪化させ、人間関係では不規則に強いストレスを放ち、更に他者依存的で同調圧力に弱く、場合によっては「いじめ」の加害者側に属します。今回はこのような特徴を有するタイプ『受動攻撃性パーソナリティ障害(PAPD)』についてご紹介します。

まとめ

まとめ
提供:photoAC「himawariin 」様

『無愛想』って一昔前までは『個性』として、許容されていたような気がします。…たぶん。

ですが令和の現在、ハラスメントという言葉が広く認知され、なんとこの『無愛想』についても基本的にハラスメントとなってしまいます

不機嫌な態度で相手を不快にさせるという意味合いで『フキハラ』と呼ばれるようです。

とはいえ、ハラスメントとは『他人を不快にさせること』

逆に言うと、人を不快にさえしなければ、それもれっきとした個性。

こちらとしても、変に気を使わなくて済むので、ある意味楽です。

ちなみに

誰に対しても平等に、忖度することなく無愛想な人なら、むしろカッコ良いと私は思いますが…。

今のところ、そのような人に出会ったことはありません(笑)

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