
不安障害とは
厚生労働省によると不安障害の下位分類に「パニック障害」「恐怖症」「強迫性障害」「PTSD」「急性ストレス障害」「全般性不安障害」などがあるようです。
「不安障害」というのは、精神疾患の中で、不安を主症状とする疾患群をまとめた名称です。その中には、特徴的な不安症状を呈するものや、原因がトラウマ体験によるもの、体の病気や物質によるものなど、様々なものが含まれています
厚生労働省 知ることからはじめよう みんなのメンタルヘルス『パニック障害・不安障害』
不安障害と酸化ストレス
不安障害など精神障害には種類も原因も様々ですが「酸化ストレス」も原因の一つとして考えられているようです。
酸化ストレスについて
今、この瞬間も体内のミトコンドリアがエネルギーを生成してくれることで私達は生きることができているのですが、その代償としてROS(活性酸素種)やRNS(活性窒素種)などの物質が代謝の過程で発生してしまいます。
これらは「酸化ストレス」と呼ばれ、免疫として重要な役割を担いますが、過剰に発生すると正常な細胞を破壊するようになります。脳内でも同様に神経損傷などのリスクが高まります。
悪化させる仕組み
酸化ストレスは炎症性サイトカインなどの炎症性メディエーターを過剰に発現させます。それらは脳内で神経炎症を引き起こし、脳機能を低下させてしまう恐れがあるようです。
実際、多くの研究データで(精神障害を患った)患者から過剰に産出された炎症性サイトカインが確認されています。
酸化ストレスと防御システム
酸化ストレスと戦うために人間には2つの抗酸化防御システムがあります。
一つは体内に備わっているスーパーオキシドジムターゼ、グルタチオンペルオキシダーゼ、カタラーゼなどの体内に備わっている抗酸化物質(酵素)によるもの。
もう一つは食事やサプリメントによる体外摂取から得られるビタミンE、ビタミンC、ポリフェノール、カロテノイド、ミネラルなどの抗酸化物質(非酵素)によるものです。
つまり食事やサプリで摂取しなければ一つの抗酸化防御システムだけに依存することになります。
ですので、体内に備わっている抗酸化防御システムを補助するためにも積極的にビタミンやポリフェノール、カロテノイドなどを摂取することは重要なことです。
精神障害と抗酸化物質
下記は精神科クリニックに通う80名の被験者に対する抗酸化物質の効果に関する試験内容です。患者さん達に抗酸化物質を補給させたところ、結果は良好だったようです。
全般性不安障害とうつ病の患者は、健康な対照と比較して、ビタミンA、C、およびEのレベルが有意に低いことが観察されました。これらのビタミンを6週間栄養補給した後、患者の不安および抑うつスコアの有意な低下が観察されました(P <0.001)。うつ病患者のグループのビタミンEを除いて、抗酸化物質の血中濃度の有意な増加が患者で観察されました(P <0.05)。
Medhavi Gautam, Mukta Agrawal,Manaswi Gautam,Praveen Sharma,Anita Sharma Gautam,Shiv Gautam
『Role of antioxidants in generalised anxiety disorder and depression
』
抗酸化物質はアスタキサンチンがおすすめ
カロテノイドの一種「アスタキサンチン」を是非。
アスタキサンチンが素晴しいのは『抗酸化作用』が非常に強く、他の栄養素と比較しても桁違いなんです。ビタミンE1000倍の抗酸化力を誇ります。
また抗酸化作用の他、抗炎症作用もあるので神経や筋肉、血管、血流の改善、肌の老化、肝臓や腎臓の機能、眼精疲労、性機能、免疫機能などに期待されています。

